21日 ■貨物連帯がスト突入
トラック運転手で組織する貨物連帯が無期限のストに突入、釜山港のコンテナ輸送が中断するなど物流に大きな被害が出た。貨物連帯は5月にも大規模ストを決行し、物流に大混乱が生じた。
22日 ■プリチャード特使が辞任
米国務省のプリチャード・韓半島和平協議担当大使が突然辞任した。辞任の理由は明らかにされていない。プリチャード大使は同時に、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)の理事もやめた。
23日 ■川口外相と会談
盧武鉉大統領は、韓国を訪れた川口順子外相と会談し、北朝鮮の核放棄に向け、韓日米の連携をさらに強化していくことを確認した。盧大統領は、「6カ国協議の開催まで日本が誠意をもって努力してきたことに感謝する」と述べた。
24日 ■ユニバ会場で南北が衝突
ユニバーシアード大邱大会の会場で北朝鮮糾弾デモを行っていた市民団体と、これを阻止しようとした北朝鮮の記者がもみ合い、3人がけがをした。この衝突で、脱北者の支援を行っているドイツ人医師ノルベルト・フォラツェンさんが負傷した。
25日 ■万景峰号が新潟入港
北朝鮮の貨客船「万景峰92」が今年1月以来7カ月ぶりに新潟港に入港した。しかし、海上保安庁などの船舶安全検査で5項目の不備が見つかり、出航が大幅に遅れた。
26日 ■ソウルで南北経済協力委
金剛山観光事業や南北の鉄道・道路連結問題などを話し合う第6回南北経済協力推進委員会がソウルでスタート。同委は28日まで開かれ、現代峨山の鄭夢憲会長の自殺で停滞していた南北協力事業の正常化を図る。
27日 ■非武装地帯で発砲
韓国合同参謀本部によると、高城郡の非武装地帯にある韓国軍の監視所に北朝鮮側から銃弾1発が打ち込まれ、窓ガラスが割れた。けが人はなく、韓国軍は応戦しなかった。