14日 ■包括的解決案に合意
韓日米は、6カ国協議に向けワシントンで非公式局長級会議を開き、北朝鮮の核問題を包括的に解決することで一致した。北が完全な核放棄に応じた場合、対北不可侵の確約や経済支援に応じるというもの。
15日 ■自主防衛を強化
盧武鉉大統領は、光復節の演説で、「われわれは、安全保障をいつまでも在韓米軍に依存するのは正しくない」と述べ、10年以内に自主防衛の土台を築く考えを明らかにした。
16日 ■離散家族の名簿交換
南北赤十字社は、板門店で接触し、9月20日から25日まで金剛山で実施する第8回南北離散家族再会の候補者リストを交換した。対象者は南北それぞれ100人。
17日 ■金総書記の義妹が米国に亡命
月刊朝鮮9月号が、金正日総書記の妻・高英姫さん(50)の妹、高英淑さん(45)が夫とともに米国に亡米政府の保護下で暮らしていると報じた。亡命したのは98年5月で、スイス経由で米国に渡ったという。
18日 ■北の船舶が領海侵犯
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮の船舶1隻が午前11時50分ごろ西海岸の北方限界線(NLL)を越えて韓国領に侵入、韓国海軍の高速艇が威嚇射撃を行った。北朝鮮の船舶がNLLを侵犯したのは今年に入って15回目。
19日 ■盧武鉉大統領が北に謝罪
盧武鉉大統領は、国内の保守系団体が8・15集会で北朝鮮の国旗と金正日総書記の肖像画を焼却した問題にふれ、「いまは互いに和解と協力のために対話しなければならない」と強調し、同事件に遺憾の意を表した。
20日 ■南北経協4項目が発効
統一部は、北朝鮮と南北経済協力に関する4項目の合意書を交換し、即日発効したと発表した。合意内容は①投資保証②二重課税防止③貿易紛争調停④清算決済となっている。