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2003/07/11

<週間ダイジェスト>7月3日~7月9日

3日 ■KEDOめぐり協議

 韓日米の3カ国は、ワシントンで外務省局長級協議を行い、北朝鮮に軽水炉を建設している韓半島エネルギー開発機構(KEDO)の事業中断問題などを話し合った。米国は、北朝鮮が核放棄に応じない以上、事業の中止はやむをえないと主張し、韓日と見解に相違がみられる。

4日 ■脱北者が英領事館に駆け込み

 上海の英国領事館に北朝鮮からの脱北者4人が駆け込み亡命を求めた。4人は15歳から17歳の男女で、4年ほど前に北朝鮮から中国東北部に脱出したという。

5日 ■労働争議には厳正対応

 政府は、高建・国務総理主宰で政策調整会議を開き、今月予定されている金属産業連盟と保健医療労組のストを前に、労組の不合理な要求には厳正に対応していくことを決めた。

6日 ■北朝鮮が大邱ユニバに参加

 ユニバーシアード大邱大会組織委員会は、北朝鮮の大学生体育協会と金剛山で協議し、同大会に北朝鮮が参加することで合意した。開・閉会式では南北が合同行進する。北側は選手団、応援団など530人を派遣すると表明した。

7日 ■盧大統領が訪中

 盧武鉉大統領は、中国を公式訪問し、北京の人民大会堂で胡錦濤・国家主席と首脳会談を行った。両首脳は、北朝鮮の核問題について協議し、「対話による平和的解決」で一致した。

8日 ■KEDOで韓日協議

 韓国と日本の韓半島エネルギー機構(KEDO)担当大使は、釜山で北朝鮮での軽水炉事業存廃について意見を交換した。米国が廃止を主張しているのに対し、工事を遅らせるなど対応策を協議した。

9日 ■南北閣僚級会談始まる

 第11回南北閣僚級会談が4日間の日程でソウルの新羅ホテルでスタート。韓国は丁世鉉・統一部長官、北朝鮮は金リョンソン内閣責任参事が首席代表を務め、南北経済協力事業などについて協議する。