12日 ■5カ国協議を早期開催へ
北朝鮮の核問題について話し合う韓米日の局長級調整会合がハワイのホノルルで開かれ、韓国と日本が参加する5カ国協議を早期に開催することを要求していくことで合意した。韓国からは外交通商部の李秀赫・次官補が参加。
13日 ■女子中学生1周忌で追悼集会
女子中学生二人が米軍の装甲車にひき殺されて事件から1周年を迎え、全国で追悼集会が開かれた。ソウル市長前広場には1万5000人の市民が集まり、キャンドルを掲げて米大使館までデモ行進した。
14日 ■軍事境界線で南北鉄道連結式
韓国と北朝鮮は、軍事境界線で分断されている京義線と東海線の南北鉄道の連結式を行った。しかし、北朝鮮側の工事が遅れていることから列車の運航までには時間がかかるもよう。
15日 ■南北共同宣言から3周年
金大中大統領(当時)が平壌を訪問して金正日総書記との南北頂上会談を実現させてから3周年を迎えた。韓国政府は特別な行事を行わなかったが、北朝鮮は「6・15共同宣言」3周年を記念する民族大祝祭を催した。
16日 ■朴智元氏を緊急逮捕
北朝鮮への不正送金疑惑を捜査中の特別検察チームは、金大中・前大統領の側近だった朴智元・元文化観光部長官を召喚し事情聴取を行った。検察は朴元長官が影響力を行使し北への4000億ウオンの送金に関与したとして翌日、緊急逮捕した。
17日 ■5者協議実現で一致
尹永寛・外交通商部長は、プノンペンで中国の李肇星外相、日本の川口順子外相と会談し、北朝鮮の核問題の解決を図る朝中米協議に韓国と日本が参加する5カ国協議の実現が不可欠との認識で一致し、中国に協力を要請した。
18日 ■韓半島の非核化支持
プノンペンで開かれていたASEAN地域フォーラムは、韓半島の非核化を支持し、北朝鮮に核拡散防止条約からの脱退を撤回するよう求める議長声明を採択した。