29日 ■北朝鮮に向け肥料船積み
政府が北朝鮮への肥料援助を決定したことを受け、肥料1万5000㌧を積んだ「サン・エース号」が麗水市の南海化学専用埠頭から北朝鮮に向け出港した。
30日 ■米議員団が北朝鮮を訪問
カート・ウェルドン下院議員を団長とする米国の北朝鮮訪問団(共和・民主党代表6人)が2泊3日の日程で平壌入りした。金永南・最高人民会議常任委員長ら北の高官と対談し、朝米対話の糸口を探るのが目的。
31日 ■李起浩・元青瓦秘書官を逮捕
北朝鮮への秘密送金疑惑を捜査中の特別検察チームは、李起浩・元青瓦台経済首席秘書官を逮捕した。調べによると、李元秘書官は、産業銀行に対し、5500億ウオンを現代グループに不正融資するよう強要した。この資金が南北頂上会談開催の見返りとして北朝鮮に渡された疑いがもたれている。
1日 ■ウォルフォウィッツ副長官が訪韓
ブッシュ大統領の特使としてポール・ウォルフォウィッツ米国防副長官が韓国を訪れた。同副長官は、盧武鉉大統領と会談し、韓米首脳会談で確認した韓半島の安保および韓米同盟関係の強化などの懸案事項について具体的な対応策を協議した。
2日 ■「核戦争が起こる」と警告
北朝鮮の労働新聞は、韓米、韓日首脳会談で合意した北朝鮮に対する「追加的措置」「強硬措置」について論評し、「現実化すれば神聖な祖国は外部勢力が起こした核戦争の場になる」と警告した。
3日 ■北に核開発放棄要求
フランスのエビアンで開かれていた主要国首脳会議(エビアン・サミット)は、北朝鮮の核開発問題に関し、「大量破壊兵器の拡散は認められない」と指摘し、「検証可能なかたちで核開発計画の廃棄を強く求める」とする議長総括を発表して閉幕した。
4日 ■教育副首相の解任を要求
野党ハンナラ党は、最高委員会議を開き、教育行政情報システムの混乱の責任を問い、尹徳弘・教育人的資源部長官(教育副総理)の解任要求案を国会に提出することを決めた。