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2004/12/17

<週間ダイジェスト>12月9日~12月15日

15日 ■鄭統一部長官が訪朝 

 鄭東泳・統一部長官が、北朝鮮の開城工業団地で行われる韓国企業の操業・初出荷記念式に出席するため、北朝鮮を訪れた。閣僚級の訪朝は5月以来約7カ月ぶり。これによって停滞している南北の政府間協議が再開する見通しだ。

14日 ■米国防長官、盧大統領のイラク慰問評価 

 ラムズフェルド米国防長官は、尹光雄・国防部長官と電話で会談し、盧武鉉大統領がイラクの韓国軍部隊を慰問したことに謝意を伝えた。ラムズフェルド長官は、「韓国のイラク派兵は韓米関係に前向きな影響を与える」と評価した。

13日 ■行方不明牧師は北が拉致 

 2000年に脱北者を助ける活動をしていた最中に失踪した金ドンシク牧師(57)が北朝鮮に拉致されていたことがわかった。公安当局によると、韓国に入国した30代の朝鮮族の男を金牧師を拉致した工作員と断定して拘束、検察と国家情報院が拉致の経緯などについて調査している。

12日 ■李哲禹議員の労働党入党疑惑で紛糾 

 与党ウリ党の李哲禹議員が労働党に入党していた疑惑で、ウリ党の「スパイ捏造対策委員会」は、国政監査を提起した。李議員は「民族解放愛国戦線」(民解戦)に加入していた疑いで99年4月、懲役4年、資格停止4年を言い渡されている。

11日 ■北朝鮮、旧フセイン政権とミサイル供給契約 

 米中央情報局(CIA)は、「90年から2003年まで、フセイン元大統領が石油売却代金で109億㌦の秘密資金を蓄え、北朝鮮、ベラルーシ、ブルガリアなどから兵器の導入を画策していた」と発表した。北朝鮮とはミサイルや軍事装備の導入のため、1000万㌦の契約を結んでいたという。

10日 ■麻薬の密輸で北朝鮮外交官追放 

 RFA(ラジオフリーアジア)は、トルコ政府が麻薬を密輸した容疑で北朝鮮外交官二人を追放処分にしたと報じた。トルコ当局の調査で、二人の外交官がブルガリアからトルコに麻薬を密かに持ち込んでいたことが判明、外交官特権によって逮捕は免れたものの、ブルガリアの北朝鮮大使館に強制送還されたという。

9日 ■イラクへの派兵期間延長 

 国会は本会議を開き、公正取引法改正案と消防公務員法改正案など38の法案を処理するとともに、アフガニスタンとイラクに派遣している韓国軍部隊の駐留期間を1年延長し、2005年12月末までとする内容の対テロ戦争派兵延長同意案およびイラク派兵延長同意案を可決した。