27日　■鉄柵破壊で本格調査　

　国防部は、江原道・鉄原の最前線で三重の鉄柵が何者かによって切断され、穴が開けられた事件で、本格的な真相調査に着手した。国防部は、韓国側から民間人一人が北朝鮮に越境した可能性が高いと発表している。

26日　■朴正熙元大統領の25周忌追悼式　

　ソウル・銅雀洞の国立墓地で朴正熙元大統領の25周忌追悼式が行われ、娘であるハンナラ党の朴槿恵代表が出席し、遺族代表としてあいさつ。追悼式には金鍾泌・前自民連総裁、南悳祐・元総理、閔寛植・元国会副議長らが出席した。

26日　■パウエル米国務長官と会談　

　盧武鉉大統領は、韓国を訪れたパウエル米国務長官と会談し、北朝鮮の核問題などについて協議した。パウエル長官は、「米国に北朝鮮敵視政策はなく、攻撃する意図もない」と説明した。

25日　■李富栄・ウリ党議長が訪日　

　与党ウリ党の李富栄議長が４日間の日程で日本を訪問、小泉純一郎首相と会談し、北朝鮮核問題の解決策などについて話し合った。李議長は、町村信孝外相、武部勤・自民党幹事長、神崎武法・公明党代表、岡田克也・民主党代表とも会い、両国の懸案事項について意見を交換した。

23日　■韓米国防長官が会談　

　尹光雄・国防部長官は、ワシントンでラムズフェルド米国防長官と会談し、北朝鮮の核問題について意見を交換した。両長官は、共同声明を発表し、「北朝鮮が大量破壊兵器を使用すれば、重大な代償を招く」と強くけん制した。

22日　■脱北者29人が駆け込み　

　脱北者と推定される29人が北京市内の韓国国際学校に駆け込み、保護を要請した。29人は同校の鉄条網を切断して中に入ったという。国家情報院は、今年だけでも１８００人、今後３年以内に１万人の脱北者が韓国に押し寄せると推計している。

21日　■首都移転は憲法違反　

　憲法裁判所は、行政首都の移転が憲法に違反するか否かの審判で、「わが国の首都はソウルであるという自明の慣習法があり、憲法改正の手続きなしに変更はできない」との判断を下した。これによって、政府の行政首都移転計画は全面的に中断した。