25日 ■軽水炉凍結1年延長
鄭東泳・統一部長官は、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)が昨年12月から凍結している北朝鮮での軽水炉建設事業について、「凍結期間をさらに1年延長することでKEDOと合意した」と明らかにした。
24日 ■高句麗めぐる韓中紛争、一段落
潘基文・外交通商部長官は、韓国を訪れた武大偉・中国外務次官と高句麗問題について協議し、政治問題化しないよう双方が努力することなど5項目で合意、一応の決着をみた。
23日 ■FTA共同研究を提案
マレーシアのアブドラ首相が韓国を訪問し盧武鉉大統領と会談、両国のFTA(自由貿易協定)の締結に向けた共同研究を提案した。これに対し盧大統領は、前向きに検討したいと答えた。
22日 ■ベトナムとの関係悪化
今月15日から20日までベトナムを訪問したウリ党議員団が会見し、「ベトナム政府は、脱北者の問題で北朝鮮から強い抗議を受け、困難な立場に置かれており、韓国政府への不信感を募らせている」と明らかにした。先月27日と28日、ベトナムに滞在していた脱北者468人が韓国に集団入国したが、秘密にするというルートが韓国側から漏れた。
21日 ■核凍結の見返りに重油要求
北朝鮮を訪問したドナルド・グレッグ元駐韓米国大使は、北朝鮮当局者と会談し、「11月の米大統領選まで核問題の解決を先送りするのは得策ではない」と忠告。これに対し、北朝鮮側は「核凍結を条件に重油の供給を再開してほしい」と要請したという。
20日 ■米軍基地移転に仮署名
韓米両国は、第11回韓米同盟政策構想会議(FOTA)を開き、ソウルの竜山基地を京畿道・平沢に移転することを骨子とする韓米包括協定(UA)と履行合意書(IA)に仮署名した。在韓米軍の3分の1に当たる1万2500人を2005年末までに削減するとする米側の構想に対し、韓国は韓半島の安保に悪影響を与えるとして延期を要請した。
19日 ■ウリ党議長に李富栄委員
与党・ウリ党の辛基南議長が、父親が日本の植民地時代に憲兵をしていた問題で辞任、後任に李富栄・常任中央委員が選ばれた。李議長は、千正培・院内代表とともにウリ党を率いる。