4日 ■北が新型ミサイル開発か
英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーが、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など米本土を射程にした本型ミサイル2種を開発し、配備を進めていると報じた。
3日 ■李秀赫・外交通商次官補が訪米
6カ国協議の韓国首席代表を務める李秀赫・外交通商次官補が米ワシントンを訪問、ケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)と会談した。両次官補は、今回の会談は、6カ国協議の日程を詰めるのが目的。
2日 ■南北閣僚級会談延期へ
統一部は、ソウルで3日から開催する予定だった第15回南北閣僚級会談の開催が不可能になったと発表した。北朝鮮側から何の連絡もなく、会談に応じない理由は不明だが、韓国が脱北者を大量に受け入れたことが原因とみられる。
1日 ■ウリ党・千正培院内代表が訪日
ウリ党の千正培院内代表が、4泊5日の日程で日本を訪問した。今年5月に院内代表に就任して以来、初の海外訪問で、小泉純一郎首相と会い、北朝鮮の核問題、韓日FTA(自由貿易協定)交渉など両国の関心事について意見を交換した。
31日 ■金正日総書記に勲章
平壌を訪問中のシアヌーク・カンボジア国王が、金正日総書記に同国の最高勲章である「カンボジア大十字勲章」と「カンボジア民族独立隊ネックレス勲章」を授与した。シアヌーク国王は、4月10日に北朝鮮入りし、夫妻で平壌に滞在している。
30日 ■過去の歴史清算に意欲
盧武鉉大統領は、第2期疑問死真相究明委員会の報告を受け、「過去の歴史で争点となってきた問題を包括的に取り扱う国家的事業が必要だ」と表明した。盧大統領は、「反民族行為特別調査委員会(親日派の反国家的行為を処罰するための特別機構)解体後、誤った歴史を正すことができず、遅延している。だれかが同問題を解決しなければならない」と述べた。
29日 ■脱北者の韓国入り非難
北朝鮮は、468人もの脱北者が一度に韓国入りしたことについて声明を発表し、「南朝鮮当局の計画的な誘拐拉致行為であり、白昼のテロ犯罪だ」と厳しく非難した。これまで北朝鮮は、脱北者の韓国亡命に関して沈黙を守っており、今回のような非難声明は異例。これによって、南北会談に影響が出るもようだ。