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2004/03/12

<週間ダイジェスト>3月4日~3月10日

10日 ■盧大統領の実兄を在宅起訴
 
 ソウル地検は、大宇建設元社長から不正資金を受け取ったとして、盧武鉉大統領の実兄の盧建平氏を斡旋収賄の容疑で在宅起訴した。

9日 ■野党が大統領弾劾案提出 

 野党ハンナラ党と新千年民主党が、4月の総選挙をめぐる盧武鉉大統領の与党支持呼びかけ発言などが公務員の中立義務違反にあたるとして大統領弾劾訴追案を国会に提出した。

8日 ■サムスンから30億ウオンの不正資金

 最高検察庁は、2002年末の大統領選挙時に盧武鉉陣営がサムスンから30億ウオンの不正資金を受け取っていたと発表した。これを受け野党は、盧大統領の弾劾を発議する構えだ。

7日 ■韓日外相が会談

 潘基文・外交通商部長官が日本を訪れ、東京・麻布台の飯倉公館で川口順子外相と会談した。両外相は、北朝鮮の核開発問題について、「引き続き6カ国協議を通じて平和的解決をめざす」ことで一致した。

6日 ■金正日総書記が5月に訪中

 北京の外交筋によると、朝鮮労働党の幹部が北京を訪問し、金正日総書記の中国訪問に向け事前調整に入った。金総書記は、5月下旬ごろ4-5日の日程で北京を訪れ、胡錦濤・中国国家主席ら指導部と会談するほか、上海やシンセンなどの経済開発地域を視察する予定だ。

5日 ■日本経団連会長らと面談

 盧武鉉大統領は、訪韓した日本経団連の奥田碩会長ら代表団と面談し、「両国のFTAをうまく進めるには国民の理解が不可欠で、韓国の中小企業が不安を感じないよう支援してほしい」と要請した。

4日 ■ハンナラ党代表が公認落ち

 野党ハンナラ党の公認審査委員会は、4月の総選挙で江南と慶尚南道・晋州から出馬を予定している崔秉烈・ハンナラ党代表を党公認から外すことを決めた。河舜鳳議員も公認から脱落した。