9日■第5回6カ国協議開催
北朝鮮の核問題の解決をめざす第5回6カ国協議が北京で始まった。今回は、前回の第4回協議で北朝鮮の核全面放棄を明示した共同声明のロードマップ(行程表)づくりと北朝鮮が要求している軽水炉の提供時期について話し合う。
8日■北京で南北が接触
6カ国協議のスタートを前に韓国代表の宋旻淳・外交通商次官補と北朝鮮代表の金桂寛・外務次官が北京市内で会談し、北朝鮮が約束した核放棄への具体的手順や、北朝鮮への軽水炉提供問題を議論する時期などについて意見を交わした。
7日■ベルギー首脳が訪韓
盧武鉉大統領は、韓国を訪れたヴェルホフスタット・ベルギー首相と青瓦台(大統領府)で会談し、両国が東アジア経済圏とEU(欧州連合)経済圏の橋渡し役を果たしていくことで一致した。また、両国の経済交流の活性化を図るため、韓・ベルギー投資保証協定の改正に合意した。
6日■金正日総書記が鳥インフルエンザ対策指示
朝鮮中央放送は、北朝鮮の金正日総書記が鳥インフルエンザ対策を直接指示したのを受け、「内閣事務局、省・中央機関、獣医防疫、保健の各分野をはじめ各地の幹部、勤労者らが鳥インフルエンザの防止事業に一丸となって立ち上がった」と報じた。
5日■南北離散家族が再会
12回目となる南北の離散家族再会行事が北朝鮮の金剛山で始まった。双方から800人が参加し、10日まで離ればなれになった親族と対面する。今回の離散家族再会は9月の南北閣僚級会談での合意を受けて実現した。金剛山では9月に1000人が収容できるホテル型の面会所の建設が9月にスタート、2007年春に完成する予定だ。
4日■来年、新党旗揚げへ
沈大平・忠清南道知事と自民連の金学元代表らが記者会見し、今月24日に結党発起人大会を開き、来年1月に「国民中心党」(仮称)を旗揚げすると発表した。これに伴い、新党推進勢力と自民連が合併する。自民連の李仁済、金洛聖議員らが新党に加わる。
3日■朝日政府間対話、1年ぶり再開
北朝鮮と日本の政府間対話が約1年ぶりに北京で再開された。北朝鮮側代表の宋日昊・外務省アジア局副局長が、日本の植民地支配など「過去の清算問題」の解決を求めたのに対し、日本側代表の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局審議官は拉致問題にふれ、生存者の帰国や安否不明者の真相究明などを改めて要求した。