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2005/10/14

<週間ダイジェスト>10月6日~10月12日

 12日■韓日関係改善に前向き 

 盧武鉉大統領は、国会の施政演説で「周辺諸国との協力を拡大していく。特に韓日関係では正しい歴史認識を基に未来志向的な関係を構築できるよう、外交努力を続ける」と述べた。

 11日■脱北者8人駆け込み 

 外交通商部によると、中国・青島の韓国人学校に女性の脱北者8人が駆け込み、身柄を青島の韓国総領事館に移送した。脱北者は30代4人、40代2人、50代1人で、一度脱北して北朝鮮に送還され、再び国境を越えてきた脱北者もいるという。外交通商部は、彼らの韓国行き実現に向け、中国側と交渉している。

 10日■朝鮮労働党、創建60周年で記念行事 

 北朝鮮は、朝鮮労働党創建60周年を迎え、マスゲーム「アリラン公演」や100万人が参加した大規模パレードを実施した。記念行事には金正日総書記をはじめとする北朝鮮首脳陣が顔をそろえ、中国の呉儀副首相、ロシアのプリコフスキー極東連邦管区大統領全権大使ら来賓が出席した。

 9日■中朝の友好関係確認 

 AFP通信によると、北朝鮮の金正日総書記が訪朝した呉儀・中国副首相と会談し、中朝間の強い友好関係を確認した。

 8日■金大中前大統領が退院 

 肺に水がたまる肺浮腫と高血圧のためソウルの延世大学付属セブランス病院に入院していた金大中前大統領が17日ぶりに退院した。金前大統領は、しばらく自宅療養を続ける予定で、今月中旬に予定していたドイツ訪問をキャンセルした。

 7日■次世代戦闘機F-15Kを初導入 

 米国で製作された韓国空軍の次世代戦闘機F-15K2機が京畿城南市のソウル空港に到着した。この戦闘機は政府が導入を決定したF-15K戦闘機40機のうちの一部で、初めて韓国に引き渡された。空軍はこの戦闘機を2007年から作戦に投入する予定だ。

 6日■盗聴事件で金銀星・元国家情報院次長を逮捕 

 国家情報院(元・国家安全企画部)が政財界やマスコミ幹部の会話を盗聴していた事件で、ソウル中央地検は、金大中政権時代の国家情報院ナンバー2だった金銀星・元国内担当次長を通信秘密保護法違反の容疑で逮捕した。同事件で国家情報院の元最高幹部が逮捕されたのは初めて。地検は、金元次長が盗聴した内容をだれに報告したかなどを捜査する方針で、当時の政権中枢に司直の手が伸びる可能性が強まっている。