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2005/09/09

<週間ダイジェスト>9月1日~9月7日

1日■新駐韓米大使にヴァーシュボウ氏 

 ブッシュ米大統領は、空席となっている駐韓米大使にヴァーシュボウ・前駐ロ大使(53)を内定した。同氏はボストン出身で、エール大でロシア・東欧学を専攻、コロンビア大で修士学位を取得。ホワイトハウス・国家安全保障会議(NSC)欧州担当局長兼大統領特別補佐官、北大西洋条約機構(NATO)大使などを歴任。

2日■大邱市でボイラー爆発 

 大邱市寿城区で午後4時ごろ、5階建てサウナビルの地下1階でボイラーの爆発事故が発生し、男性1人と女性4人の計5人が死亡した。また、客や通行人など42人が重軽傷を負った。事故の原因について警察は、石油タンクの欠陥によるものと発表した。

3日■北朝鮮赤十字が米に見舞いの書簡 

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮赤十字会は、ハリケーン「カトリーナ」によって米南部が大きな被害を受けたことに関し、米赤十字社宛てに「1日も早い復興と被災住民の安定した生活を願う」とした見舞いの書簡を送った。このような措置は異例で、米朝友好をアピールするねらいがあるとみられている。

4日■米ハリケーン被害に支援 

 政府は、米南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」による被害に対し、民間と合同で米国に3000万㌦を支援することを決めた。政府は第一次金として500万㌦を予備費から拠出し、残りは民間から募金を募る。また、国際赤十字を通じて救護物資や医薬品を支援するとともに、50人規模の災害復旧協力隊をニューオーリンズに派遣する。

5日■慶州でAPEC高位者会議開幕 

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)高位者会議が慶州で開幕した。PREC加盟21カ国の政府代表、関係者ら約1000人が参加し、これまで開かれた各種PREC会議の総括を行う。議長国を務める韓国からは外交通商部、財政経済部などから約150人が出席。会議は14日まで。

6日■6カ国協議、13日に再開へ 

 中国の外交当局は、北朝鮮が6カ国協議の再開のため、13日に北京入りすると伝えてきたと明らかにした。中国は13日午後の再開に向け参加各国との調整を急いでおり、近く正式日程を発表する予定だ。

7日■韓国軍を大幅縮小

 国防部は、2010年をめどに陸軍第1・第3軍司令部を地上作戦司令部に統廃合し、2020年までに軍団と師団を現在の半分水準に削減すると発表した。これによって、現在の49師団は、20師団に大幅縮小されるもようだ。