31日■韓日軍事交流協定を締結
尹光雄・国防部長官が日本を訪問し、大野功統・防衛庁長官と韓日軍事交流協定を締結した。両国は、すでに北朝鮮のミサイル情報の共有や海上での合同訓練を実施しており、今回の協定締結によって関係をさらに発展させる。
30日■6カ国協議、再開にめど
中国外務省は、定例会見で第4回6カ国協議にふれ、「北朝鮮が12日からの週に再開することに合意した」と述べ、具体的な日時を参加各国と調整していることを明らかにした。北朝鮮は韓米合同演習などを理由に6カ国協議への参加を拒否していたが、武大偉・中国外務次官が平壌を訪問し、説得を重ねていた。
29日■金剛山訪問客、半分に制限
北朝鮮は、9月から韓国人の金剛山訪問を1日600人に制限すると現代峨山に通告してきた。現在の金剛山訪問客はコース当たり平均1000|1200人に達している。今回の北の措置は、現代峨山が不正疑惑で金潤圭・副会長を代表取締役から降ろしたことに対する抗議だという。
28日■タイの外相が訪朝
タイのカンタティ外相が北朝鮮を訪れ、白南淳外相と会談した。この席で南外相は、「信用と信頼に欠け、6カ国協議への参加は難しくなった」と語ったという。このため、29日からの週に予定されていた同協議の再開が遅れるもようだ。
27日■米に人権特使の撤回要求
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、ブッシュ米大統領が、北朝鮮の人権問題を担当する大統領特使を新設し、レフコウィッツ元大統領副補佐官を任命したことに反発、「6カ国協議の前途に波乱を起こす行為だ」と非難し、即時撤回を要求した。
26日■南北離散家族が再会
南北赤十字社は、北朝鮮の金剛山で第11回離散家族再会事業を実施した。韓国100組の家族が北の家族235人と、北朝鮮100組が南の家族435人と面会を果たした。また、金剛山で離散家族面会所の着工式が行われた。
25日■青瓦台秘書室長に李炳浣氏
盧武鉉大統領は、辞表を提出した金雨植・青瓦台(大統領府)秘書室長の後任に李炳浣・広報文化特別補佐官を任命した。新任の李室長はマスコミ出身で、盧大領領の演説文を草稿するなど、ブレーンとして活躍してきた。