ここから本文です

2005/08/26

<週間ダイジェスト>8月18日~8月24日

24日■李鍾燮・NSC議長が日本訪問 

 青瓦台(大統領府)の李鍾燮・国家安全保障会議(NSC)事務次長が日本を訪問した。李次長は谷内正太郎外務次官、福田康夫前官房長官らと会談し、北朝鮮の核問題や韓日関係の改善について意見を交換した。

23日■米朝が3回目の接触 

 米国務省のマコーマック報道官は、北朝鮮の国連代表部を通じて米朝が接触したことを明らかにした。6カ国協議が今月7日に休会した後、米朝が接触したのは3度目となる。

22日■韓米合同演習を開始 

 韓米連合司令部は、毎年実施している韓米合同軍事演習「乙支フォーカスレンズ」をスタートした。韓国軍5000人、駐留米軍5000人が参加し、9月2日まで有事に備えたシミュレーション訓練を行う。

21日■金大中・前大統領が退院 

 体調不良で新村セブランス病院に入院していた金大中・前大統領が、12日間におよぶ治療を終え退院した。崔敬煥秘書官によると、金前大統領は、退院はしたものの、再発防止のため東橋洞の私邸で治療に専念する方針だ。金前大統領は、国家情報院が「金大中政権時にも違法盗聴行為があった」と公表した直後の今月10日、緊急入院した。

20日■潘外交部長官が訪米 

 潘基文・外交通商部長官が、6カ国協議で最大の懸案事項となっている北朝鮮の核平和利用問題を協議するため、米国に出発した。潘長官は26日まで滞在し、ライス国務長官ら関係閣僚と会談する。

19日■北朝鮮人権問題特使を任命 

 ブッシュ米大統領は、北朝鮮の人権問題を担当する大統領特使にジェイ・レフコウィッツ元大統領副補佐官を任命した。レフコウィッツ特使は、今後、北朝鮮との定期協議を通じて言論、信教の自由を認めるよう働きかけていく。

18日■初の南北農業協力委開催 

 統一部によると、南北農業協力委員会の第1回会合が北朝鮮の開城で開かれた。この席で韓国は、農業技術の提供、食糧不足解消に向けた共同営農、植林事業支援などを提案した。