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2005/06/24

<週間ダイジェスト>6月16日~6月22日

22日 ■尹光雄・国防長官が辞意 

 尹光雄・国防長官は、京畿道・漣川の兵舎で起きた陸軍兵士銃乱射事件の責任を取って辞任する意向を表明した。尹長官は参与政府の初代大統領国防補佐官を務め、盧武鉉大統領の信任が厚く、青瓦台(大統領府)は辞任を受け入れるかどうか慎重な姿勢を示している。

21日 ■韓中首相が北京で会談 

 李ヘチャン国務総理が中国を訪れ、北京の人民大会堂で中国の温家宝首相と会談、6カ国協議への早期復帰を北朝鮮に促すよう要請した。また、安保理改革で日本、ドイツなどがまとめたG4(枠組み決議案)採択に反対していくことで一致した。

20日 ■北朝鮮、6カ国協議に復帰の意思 

 聯合ニュースが伝えたところによると、北朝鮮の国連代表部高官は、米国が北に対し「圧制の拠点」ということばを1カ月間使わなければ、6カ国協議に復帰する用意があると明らかにした。

19日 ■軍部隊の兵舎で銃乱射事件 

 京畿道漣川軍の韓国軍部隊の兵舎に22歳の兵士が手投げ弾を投げ込み、銃を乱射する事件が発生、8人が死亡し、2人が重症を負った。国防部によると、この兵士は日ごろから先輩のいじめに遭い、鬱憤晴らしのために計画的犯行におよんだものとみられている。

18日 ■北が肥料15万㌧の追加支援要請 

 韓国赤十字社によると、北朝鮮の朝鮮赤十字会が肥料15万㌧の追加支援を要請してきた。韓国は、5月に行われた南北次官級協議で肥料支援の要請を受け、すでに20万㌧を北に送っている。

17日 ■鄭統一部長官が金総書記と会談 

 6・15南北共同宣言5周年記念行事に出席するため北朝鮮を訪れた鄭東泳・統一部長官が、金正日総書記と会談した。鄭長官は、昼食をともにしながら金総書記と歓談し、6者協議への早期復帰と南北共同宣言に盛り込まれた金総書記のソウル答礼訪問を促した。統一部長官が金総書記と面談したのは、5年ぶり。

16日 ■国家情報院長に金昇圭・法務部長官 

 金完基・青瓦台(大統領府)人事首席は、盧武鉉大統領が、辞意を表明した高ヨング・国家情報院長の後任に金昇圭・法務部長官を内定したと発表した。後任の法務部長官には、鄭烘原・中央選挙管理委員(元法務研修院長)と金寿長・元ソウル地検長が有力視されている。