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2005/06/03

<週間ダイジェスト>5月26日~6月1日

1日 ■権鎮鎬補佐官が訪米 

 権鎮鎬・青瓦台(大統領府)国家安保補佐官が米国を訪問した。権補佐官は3日まで滞在し、ライス米国務長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障担当)らと会談し、10日から予定されている盧武鉉大統領の訪米と韓米首脳会談の調整に当たる。

31日 ■親日反民族行為真相究明委が発足 

 大統領直属の「親日反民族行為真相究明委員会」が公式発足した。同委員会は、日露戦争開戦(1904年)から解放(1945年8月15日)まで、日本帝国主義のために行った親日行為、反民族行為の真相究明活動を行う。委員会は民間人11人で構成され、委員長には姜万吉・高麗大名誉教授が就任した。

30日 ■イラク駐留部隊に砲弾 

 合同参謀本部は、イラク現地時間の29日午後11時(韓国時間30日午前4時)ごろ、アルビルで展開している韓国軍「ザイトゥーン部隊」の駐留地から南方400㍍地点に2発の迫撃砲弾と対戦車ロケット弾が打ち込まれ、さらに5分後に200㍍地点に2発が着弾したと発表した。これによって火災が起きたが、隊員に人命被害はなかった。

29日 ■米のステルス配備を非難 

 朝鮮中央放送は、米空軍が5月末にステルス戦闘機15機を韓国に配備すると発表したことに対し、「急速な米軍増強策動が戦争勃発を予告する危険な信号になる」と強く非難した。

28日 ■谷内発言を批判 

 外交通商部は、外務省の谷内正太郎事務次官が訪日した韓国の国会議員団に「北朝鮮の核問題で米国は韓国を信頼していない」と発言したことに対し、「韓国政府をけなし、同盟関係の葛藤を助長するものだ」と批判した。

27日 ■韓日中の中央銀行交流促進 

 朴昇・韓国銀行総裁、福井俊彦・日本銀行総裁、周小川・中国人民銀行総裁がソウルで会合を開き、国際局長会議を定期的に行うなど交流を促進することに合意した。日中の中央銀行総裁は、韓国銀行創立55周年の記念セミナーに参加するため訪韓した。

26日 ■スロバキア首相が訪韓 

 スロバキアのミクラーシュ・ズリンダ首相が、盧武鉉大統領の招きで韓国を公式訪問した。ズリンダ首相は盧大統領と会談し、投資保障協定の締結など両国の経済交流促進に合意した。スロバキア首相の訪韓は、90年3月の国交正常化以来初めて。