25日 ■ブラジル大統領が訪韓
ブラジルのルラ・ダシルバ大統領が韓国を訪問、青瓦台(大統領府)で盧武鉉大統領と会談した。盧大統領は、「ダシルバ大統領の指導力でブラジル経済は飛躍的に発展している」と評価。これに対し、ダシルバ大統領は、「今回の訪問が両国の経済協力を加速化させる転機になった」と述べた。
24日 ■開城で南北局長級協議
韓国と北朝鮮は、開城で局長級実務協議を開き、南北首脳会談を5周年を記念して平壌で開かれる「6・15民族統一大祝典」に韓国代表団を派遣する問題を話し合った。政府は、鄭東泳・統一部長官を団長とする代表団を送ることを確定。ウリ党の文喜相議長、ハンナラ党の金徳龍議員らも参加する。
23日 ■朴槿恵・ハンナラ党代表が訪中
ハンナラ党の朴槿惠代表が中国共産党の招きで中国を訪れた。朴代表は、北京で胡錦濤主席、王家瑞・共産党対外連絡部長、唐家セン・外交担当国務委員らと北朝鮮の核問題などについて意見を交換した後、重慶の大韓民国臨時政府庁舎を訪問。
22日 ■米国との接触公式発表
朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省スポークスマンが、米ニューヨークで米国と接触したと発表、「米国側の態度を引き続き注視し、時が来れば北朝鮮の立場を米国に公式に伝達する」と発表した。また、「韓半島の非核化目標を堅持し、対話と協議を通じて平和的に問題を解決する立場は一貫している」と強調した。
21日 ■北朝鮮に肥料支援
Ek次官級協議での合意に基づき、政府は北朝鮮に向けトラックによる1万㌧の肥料輸送を開始した。北朝鮮側は50万㌧の支援を求めていたが、政府は春季用として例年並の20万㌧を支援する。
20日 ■韓日協力委が合同総会
韓日協力委員会(南悳祐会長)と日韓協力委員会(中曽根康弘会長)は、東京で合同総会を開き、北東アジアの安定に向け、韓日中首脳会談の定期開催を求める共同決議を採択。さらに、6カ国協議の再開や韓日自由貿易協定(FTA)の協議促進を求める共同声明も採択した。
19日 ■南北閣僚級会談の再開合意
北朝鮮の開城で開かれた南北次官級協議は、昨年5月から中断している南北閣僚級会談を6月21日から24日までソウルで開催すること、北朝鮮に肥料20万㌧を支援することを盛り込んだ共同合意文を発表し終了した。