■18日 光州事件25周年で追悼式
1980年5月18日、軍政に反対する光州市民が民主化を求めて蜂起し、軍の武力鎮圧によって多数の死傷者がでた「光州事件」から25周年を迎え、光州国立墓地で犠牲者の追悼式が行われた。式典には遺族のほか盧武鉉大統領、与野党の国会議員らが参加した。
■17日 開城で南北次官級会談
北朝鮮の開城で16日から始まった南北次官級会談は、北朝鮮の核問題や南北閣僚級会談の再開日程について協議したが、北側が「核問題と話し合う場ではない」と主張し意見が対立、合意文の発表には至らなかった。
■16日 大統領補佐官5人に
盧武鉉大統領は、金斗官・前行政自治部長官(46)を大統領政務特別補佐官に任命した。これによって、大統領特別補佐官は、李廷雨(政策)、金爀珪(経済)、金花中(保健福祉)、李炳浣(広報文化)の合わせて5人に増えた。
■15日 光州市で米軍撤退デモ
聯合ニュースは、光州市で米軍の地対空ミサイル、パトリオットが配備された施設の閉鎖と米軍撤収を求めるデモが行われ、施設内に入ろうとした市民団体や学生が警官隊と衝突したと報じた。デモには約3000人が参加し、反米スローガンを叫び、米国旗を焼くなどした。
■14日 南北対話の再開呼びかけ
朝鮮中央通信によると、南北閣僚級会談で北朝鮮側首席を務める権虎雄・内閣責任参事が、板門店を通じて鄭東泳・統一部長官宛てに電話通知文を送り、「南北共同宣言(2000年6月15日)からまもなく5周年を迎え、南北関係を正常化したい」と述べ、南北対話の再開を呼びかけた。
■13日 北朝鮮警備艇が領海侵犯
合同参謀本部は、北朝鮮の警備艇2隻が午前10時40分ごろ、西海の北方境界線(NLL)超え韓国側に侵入したが、韓国海軍の高速艇が発砲すると警告し、北側に引き返した。北朝鮮の警備艇がNLLを侵犯したのは昨年12月7日以来のこと。
■12日 大統領の支持率下落
韓国社会世論研究所(KSOI)が実施した世論調査(全国成人男女約700人)によると、「盧大統領を支持しない」が51・2%に達し、「よくやっている」31・6%にとどまった。支持率は先月の調査より6・5ポイント下がった。ウリ党に対する支持率も23・2%で先月より5・7ポイント下落した。