６日　■パキスタンで韓日外相会談　

　潘基文・外交通商部長官は、第４回アジア協力対話（ＡＣＤ）外相会合に出席するため、パキスタンのイスラマバードを訪れた。潘長官は、同会合に出席する町村信孝外相と会談し、独島（日本名・竹島）や教科書問題でぎくしゃくしている韓日関係の打開に向け調整を図る予定だ。

５日　■教科書問題で日本を非難　

　外交通商部の李揆亨・スポークスマンは、日本の文部科学省が教科書検定結果を発表したことを受け、「歪曲された歴史教育を通じて、未来の世代が平和と共存、そして協力の方向へ進んでいけるか、懸念を禁じえない」と批判した。

４日　■　韓中軍事交流を強化　

　尹光雄・国防長官は、記者懇談会で、「中国はだれよりも韓半島の平和安定を望んでおり、韓中国防長官会談を定例化するなど、中国との軍事交流を強化する」と明らかにした。さらに、韓中の軍事協力を少なくとも韓日レベルに引き上げたいと述べた。すでに韓中間では国防長官会談の定期開催と局長・課長クラスの実務会議を年数回開催することで合意している。

３日　■姜錫柱外務次官が極秘に訪中　

　北京の消息筋によると、金正日総書記の側近で、６カ国協議の北朝鮮側代表を務める姜錫柱・第１外務次官が極秘に中国を訪問した。中国側６カ国協議首席代表である武大偉外務次官ら中国高官と会談したと伝えられており、６カ国協議再開に向けた調整が行われたもようだ。

２日　■ウリ党の新議長に文喜相氏　

　与党ウリ党は、党大会を開き、新しい議長（党首）に文喜相議員（韓日議員連盟会長）を選出した。議長の任期は２年。また、常任中央委員に廉東淵、張永達、柳時敏、韓明淑議員を選出。今後、文議長が指名する２人の常任中央委員とともに党執行部を構成する。

１日　■日本の常任理事国入り反対　
　
　金三勲・駐国連代表部大使が記者会見し、「日本は安保理の常任理事国になる資格がない。日本が６月の国連総会に提出する安保理決議案を否決に向け、具体的な行動に着手する」と述べた。金大使は、韓国と意思を同じくするイタリアなど中堅10カ国と共闘し、11日に国連加盟国を招いて常任理事国拡大への反対声明を発表すると明らかにした。

31日　■６カ国協議を軍縮会談に　

　朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省スポークスマンが談話を発表し、「われわれが核保有国になった現在、６カ国協議は参加国が平等な立場で問題の解決をめざす軍縮会談にすべきだ」と強調。さらに「米国の核兵器と核戦争への脅威を抜本的に清算するための方法を模索しなければならない」と主張した。