23日 ■北朝鮮首相、中国主席と会談
北朝鮮の朴奉珠首相が中国を訪れ、胡錦濤国家主席と会談した。この席で、胡主席は、中朝友好関係の一層の発展を確認するとともに、北朝鮮が早期に6カ国協議に復帰するよう促した。
22日 ■国務調整室長に趙泳沢氏
青瓦台(大統領府)の金晩洙・報道官は、盧武鉉大統領が新任の国務調整室長(閣僚級)に趙泳沢・国務調整室企画首席調整官を任命したと発表した。また、国政広報処長(次官級)に、金蒼浩・明智大学デジタルメディア学科副教授を任命した。
21日 ■独島問題で常設機関
盧武鉉大統領は、青瓦台(大統領府)で首席補佐官会議を開き、独島(竹島)の領有権問題と日本の歴史教科書問題を専門に扱う常設機関を設置するよう指示した。各部署に分散していた両問題の対応窓口を一本化し、対日政策の強化を図る。
20日 ■ライス国務長官と会談
盧武鉉大統領は、韓国を訪れたライス米国務長官と会談し、北朝鮮の核問題と6カ国協議について意見を交換した。この席で盧大統領は、日本との独島(竹島)および教科書歪曲問題が東アジアの平和と安定に障害となっていると説明した。
19日 ■中朝貿易が大幅増加
中国が発表した税関統計によると、北朝鮮と中国の昨年の貿易が前年に比べ35%増加した。昨年の両国の貿易額は13億8000万㌦に達し、中国からの対北輸出は7億9900万㌦、輸入は5億8570万㌦にのぼっている。一方、昨年末現在で北朝鮮に進出した外国企業は約300社に達し、このうち40%が中国企業となっている。
18日 ■馬山市が「対馬の日」
島根県が「竹島の日」条例を制定したのに対抗し、慶尚南道馬山市が「対馬の日」条例案を可決した。馬山市の条例は、「対馬が韓国領土であることを内外に知らせ、領有権を確保することを目的とし、朝鮮朝世宗時の李従茂将軍が対馬征伐のために馬山浦を出発した6月19日を『対馬の日』とする」とうたっている。
17日 ■青瓦報道官に金晩洙氏
盧武鉉大統領は、辞意を表明した金鍾民・青瓦台(大統領府)報道官の後任に、金晩洙・副報道官を内定した。金報道官は、延世大学社会学科を卒業、富川市議、盧大統領候補陣営の公報チーム長と選挙対策委員会の副報道官などを務めた。