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2005/03/04

<週間ダイジェスト>2月24日~3月2日

2日 ■武大偉・中国外務次官が訪韓 

 中国の武大偉・外務次官が、北朝鮮問題を協議するため韓国を訪問した。武次官は4日まで滞在し、李泰植・外交部次官補、6カ国協議韓国側首席代表の宋旻淳・外交通商部次官補らと会い、6カ国協議の早期再開に向け協議する。

1日 ■各地で3・1節祝う 

 1919年3月1日、パゴダ公園で独立宣言文を読み上げ、民衆が蜂起した日本からの独立運動記念日「3・1節」の第86回記念行事が各地で行われた。

28日 ■韓中外相が電話会談 

 潘基文・外交通商部長官は、中国の李肇星外相と電話で会談し、ソウルで開かれた韓米日3カ国代表会合の結果を説明した。潘長官は、「北朝鮮の6カ国協議復帰が重要であり、議長国として中国の建設的な役割に期待している」と述べた。

27日 ■クウェートなど4大使任命 

 政府は、駐クウェート大使に宋根浩・元合同参謀本部戦略本部長、駐ミャンマー大使に李柱欽・元大統領府リーダーシップ秘書官、駐ノルウェー大使に金栄錫・元外交部欧州局長、駐アラブ首長国連邦大使に李俊栽・元軽水炉企画団長・特別補佐官をそれぞれ任命した。また、駐アトランタ総領事に李光宰・元外交部アラブ中東局長、駐ジュネーブ次席大使(軍縮・人権担当)に朴仁国・駐クウェート大使を任命した。

26日 ■北朝鮮の核問題で韓日米が協議 

 北朝鮮が6カ国協議への参加を無期限延期すると表明した問題で、対応策を講じるため韓日米の6カ国協議首席代表がソウルで会合を開いた。宋旻淳・外交通商部次官補、佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長、ヒル・駐韓米国大使が出席、北朝鮮の核保有、6カ国協議参加中断声明に深刻な懸念を表明、早期・無条件での復帰を北朝鮮に促すことで一致した。

25日 ■盧大統領、就任2周年で演説 

 盧大統領は、就任2周年を迎えてソウル汝矣島の国会議事堂で施政演説を行い、「先進韓国の建設と成長に向け、経済回復に専念する」というメッセージを国民に伝えた。また、北朝鮮に対し、6カ国協議に早期に復帰するよう求めた。

24日 ■高野駐日大使の発言に抗議 

 政府は、高野紀元・駐韓日本大使が「独島は日本領土だ」と発言したことに対し、卜部敏直・駐韓日本公使を外交通商部に呼び強く抗議した。