23日 ■検事総長に金鍾彬氏任命
盧武鉉大統領は、検事総長に金鍾彬・ソウル高等検察庁長、国税庁長に李周成・国税庁次長をそれぞれ任命した。青瓦台(大統領府)は検事総長候補として金鍾彬氏と鄭鎮圭・法務研修院長を推薦していたが、金氏に決まった。金検事総長は、第15回司法試験に合格、最高検察庁・中央捜査部長などを歴任。
22日 ■南北経済協力を継続推進
鄭東泳・統一部長官は、「北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が膠着状態に陥り、南北対話も途絶えている状態だが、開城工業団地の開発など南北協力事業を予定通り進めていきたい」と述べた。また、6月15日の南北首脳会談記念行事と8月15日の南北共同行事を支援していく考えを明らかにした。
21日 ■北朝鮮が核爆弾2-3個保有
尹光雄・国防長官は、国防委員会の会議で、「北朝鮮が封印した8000本の使用済み核燃料棒のうち1500本以上を再処理し、約20㌔のプルトニウムを抽出したと推定される」と明らかにした。20㌔のプルトニウムがあれば、2-3個の核爆弾を製造することが可能と指摘した。
20日 ■盧大統領の評価55点
コリアリサーチセンターが全国の成人男女1018人を対象に実施した世論調査によると、25日に就任満2周年を迎える盧武鉉大統領の評価は100点満点中55・9点だった。「これまでの2年間よくやった」が38・4%にとどまった半面、「よくなかった」は52・3%と過半数を超えた。歴代大統領で最も評価が高かったのは朴正熙大統領(55・3%)だった
19日 ■北朝鮮使節団が訪朝
朝鮮中央通信によると、王家瑞・中国共産党対外連絡部長を団長とする使節団が北朝鮮を訪問、金正日総書記や序列2位の金永南・最高人民会議常任委員長と会談した。王部長が、6カ国協議への早期復帰を促したのに対し、金総書記は、「条件が整えば復帰する」と答えた。
18日 ■北の侵入に備え韓米合同訓練
聯合ニュースによると、北朝鮮の潜水艦の侵入に備え、韓米両国軍が東海で合同訓練を実施した。合同訓練には、初めて米国の原子力潜水艦も参加、新装備の性能実験とともに、新戦術の展開を試みた。
17日 ■宋代表が中国訪問
宋旻淳・6カ国協議韓国側首席代表(外交通商部次官補)が北京を訪れ、中国の李肇星外相、武大偉・6カ国協議中国首席代表(外務次官)、寧賦魁・北朝鮮問題担当大使と会談、北朝鮮の核保有宣言と6カ国協議離脱問題を話し合った。宋代表は、6カ国協議の枠内で北朝鮮の核問題を解決したいという政府の立場を説明し、さまざまなチャンネルを通じて北朝鮮に積極的に働きかけるよう中国側に要請した。