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2006/12/15

<週間ダイジェスト>12月7日~12月13日

13日■失業率、6カ月ぶり低水準に 

 統計庁は、11月の失業率が3・4%で、前月の3・5%からやや低下し、5月に3・4%を記録して以来、6カ月ぶりの低水準になったと発表した。韓国の失業率は2005年11月以降、3・4―3・5%で推移している。11月の就業者数は2328万人で、前月の2319万人から若干増えた。

12日■イラク駐留部隊の延長可決 

 国会国防委員会は、全体会議で「イラク駐留韓国軍部隊の派遣延長同意案及び削減計画」の採決を行い、賛成多数で可決した。同意案は、現在2300人規模の部隊を来年4月に1200人程度に削減し、派兵期間を1年延長するが、来年中に撤退計画をまとめるとしている。

11日■新統一部長官と建交部長官を任命 

 盧武鉉大統領は、青瓦台(大統領府)で李在禎・統一部長官と李庸燮・建設交通部長官に任命状を手渡した。これに伴い、10月に辞意を表明していた李鍾ソク・統一部長官の離任式が統一部で行われた。

10日■6カ国協議再開へ 

 米国務省のムーア報道官が、北朝鮮の核問題解決に向けた6カ国協議を再開すると発表。中国外交部も、18日に再開することが決まったと明らかにした。昨年9月の6カ国協議で合意した共同声明の履行と北朝鮮の核廃棄の具体的プログラム、米国による金融制裁解除が焦点となる。

9日■北朝鮮の漂流船発見、軍人救助 

 韓国海洋警察の警備艇が午後11時ごろ、江原道束草市沖で漂流していた小型船を発見、乗っていた北朝鮮の軍人2人を救助した。2人は衰弱がひどく、病院に移送され、治療を受けている。国防部は2人の回復を待って漂流の経緯を調査する方針だ。

8日■ニュージーランドとパートナーシップ宣言 

 ニュージーランドを国賓として訪問した盧武鉉大統領は、クラーク首相と首脳会談を行い、政治、経済、環境など多分野で両国の協力を拡大していくことで合意。両首脳は、「21世紀パートナーシップに関する共同宣言」を発表した。

7日■韓国広報大使にアンドレ・キムら7人 

 韓国観光公社が、韓国観光広報大使にデザイナーのアンドレ・キムさんら7人を任命した。広報大使は、今後、海外に韓国の伝統文化や自然の美しさをアピールする「韓国の顔」として活動していく。広報大使は、ほかに釜山国際映画祭の金東虎委員長、サムルノリの金徳洙さんらが選ばれた。