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2006/12/01

<週間ダイジェスト>11月23日~11月29日

29日■米中朝6カ国協議代表が北京で会合

 6カ国協議の首席代表を務める北朝鮮の金桂寛・外務次官と米国のヒル国務次官補、中国の武大偉・外交副部長が北京で会合を開き、協議再開に向け意見を交わしたが、日程の調整はつかなかった。

28日■タイで脱北者約50人連行

 タイ警察がバンコク郊外の韓国人教会に保護されていた脱北者約50人を連行した。裁判にかけられ、罰金刑か禁固刑が科せられる。

27日■全孝淑氏の憲法裁判所長指名を撤回

 盧武鉉大統領が、次期憲法裁判所長に指名した全孝淑氏の任命同意案を撤回した。盧大統領は、「所長の空白状態が続けば、憲法裁判所の業務に支障が生じる」と述べた。

26日■金総書記の元側近死去

 朝鮮中央放送によると、北朝鮮の桂応泰・朝鮮労働党政治局員兼書記が23日、肺がんのため死去した。81歳だった。桂氏は、金正日総書記の側近で指導部の推定序列12位。

25日■鳥インフルエンザが発生

 農林部は、全羅北道益山市の養鶏場で死んだ6000羽の鶏の精密検査を行い、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)と認定した。これに伴い、養鶏場は残り6000羽を追加処分した。

24日■中米8カ国と閣僚級協議

 韓国と中米8カ国(コスタリカ、ベリーズ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、ドミニカ)の閣僚級協議が済州道で開かれ、協力拡大をうたった共同宣言文を採択した。

23日■建設交通部長官に李庸燮氏

 盧武鉉大統領は、辞任した秋秉直・建設交通部長官の後任に李庸燮・行政自治部長官を内定した。行政自治部長官の後任には、朴明在・前中央公務院教育院長が就任する。