25日■全国９選挙区で再・補欠選挙　

　国会議員や基礎団体（市・郡・自治区）首長らを選ぶ再・補欠選挙の投票が全国９選挙区で実施された。国会議員は仁川・南洞乙と全羅南道の海南・珍島の２選挙区。今回は北朝鮮の核問題などに有権者がどう反応するかが焦点となったが、与党がまたも惨敗した。

24日■李前ソウル市長、欧州３カ国歴訪　

　李明博・前ソウル市長が、退任後初となるスイス、ドイツ、オランダの欧州３カ国を歴訪。最初の訪問地であるスイスのジュネーブで、ダボス会議のクラウス・シュワブ会長と会い、福祉問題などについて意見を交換した。帰国は29日の予定。

23日■ウクライナ大統領が訪韓へ　

　外交通商部によると、尹炳世次官補がウクライナを訪問し、タラシュク外相と会談、ユーシェンコ大統領が12月に韓国を公式訪問することに合意した。ウクライナ大統領の韓国訪問は、１９９６年12月のクチマ前大統領以来10年ぶり。

22日■崔圭夏元大統領が死去　

　崔圭夏元大統領が心不全のためソウル大学病院で亡くなった。88歳。崔元大統領は、79年10月の朴正熙大統領暗殺に伴い大統領代行となり、同年12月に大統領に就任した。しかし、全斗煥将軍による粛軍クーデターにより失脚、80年８月に退任した。大統領在任期間は８カ月だった。

21日■米、ロシアに対北制裁で協力要請　

　ライス米国務長官がモスクワを訪れ、ロシアのプーチン大統領と会談、北朝鮮の核実験に伴う韓中日３カ国訪問の成果を説明し、国連安保理の制裁決議の実効性を高めるため協力してほしいと要請した。両者は北朝鮮の再核実験の阻止と核拡散防止で一致した。

20日■ウリ党議長が開城工団訪問　

　与党ウリ党の金槿泰議長が北朝鮮の開城工業団地を訪問した。政府と与党が対北経済協力事業を原則として継続する方針で合意したのを受け、内外に「事業の継続」をアピール。金議長は「金剛山観光と開城工団は民間事業であり、中断してはならない」と訴えた。

19日■中国特使が金正日総書記と会談

　中国外務省は、胡錦濤・国家主席の特使として北朝鮮を訪れた唐家セン国務委員（前外相）が金正日総書記と会談、胡主席のメッセージを伝えたと発表した。金総書記が９日の核実験後に外国要人と会ったのは初めて。