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2006/10/06

<週間ダイジェスト>9月28日~10月4日

4日■韓中外相が電話会談 

 潘基文・外交通商部長官は、中国の李肇星外交部長と電話で会談し、北朝鮮の核実験宣言と関連し、阻止に向け北朝鮮を説得していくことを確認した。両外相は、20分間にわたり会談し、北朝鮮の核実験は韓半島の非核化努力に逆行し、絶対に容認できないとの立場で一致した。

3日■北朝鮮が核実験宣言 

 北朝鮮の外務省は、「今後、安全性が徹底して保証された核実験を行うことになる」との声明を発表した。同声明は、「米国の反共和国(北朝鮮)孤立圧殺策動が極限に達し、最悪の状況を招いている情勢で、これ以上事態が発展することを傍観することはできなくなった。共和国は自衛的戦争抑止力を強化する新たな措置を取る」と強調。

2日■ニュージーランドと教育交流 

 盧武鉉大統領は、ニュージーランドのカレン副首相(財務・高等教育相兼任)と青瓦台(大統領府)で会談し、相手国への留学生派遣など教育交流を拡大していくことに合意した。最近、ニュージーランドへの韓国人留学生が増えており、盧大統領は、学生の交流が両国の関係強化につながるとして、韓国人留学生に対する支援を求めた。

1日■李統一部長官、中国外務次官と会談 

 李ジョンソク・統一部長官が、韓国を訪れた中国の武大偉・外務次官(6カ国協議中国首席代表)と6カ国協議の再開問題など懸案事項について意見を交換した。統一部の楊昌錫スポークスマンによると、両者は6カ国協議の再開をめざし韓中が緊密に協力していくことで合意し、韓米間が対北朝鮮「包括的アプローチ」の成功に向け努力していくことで一致した。

30日■朴槿恵氏が大統領選出馬表明 

 ドイツを訪問中の朴槿恵・ハンナラ党前前代表がフランクフルトで会見し、大統領候補を選出する党内選挙に出馬する意向を明らかにした。朴氏は、「ハンナラ党が政権を取れず、野党の限界を感じた。政権を奪取し、豊かで国民が安心できる先進国をつくっていきたい」と抱負を述べた。

29日■韓中6カ国協議代表が会談 

 6カ国協議首席代表を務める千英宇・韓半島平和交渉本部長と中国の武大偉・外交副部長がソウルで会談し、協議再開に向けた「包括的アプローチ」について意見を交わした。千本部長は、バンコデルタアジア(BDA)の北朝鮮関連口座凍結など経済制裁問題について協議し、解決に向け中国の協力を求めた。

28日■盧大統領、安倍首相と電話会談 

 盧武鉉大統領は、就任したばかりの安倍晋三首相と電話で15分間会談し、韓日関係改善に向け適切な時期に首脳会談を行うことで合意した。盧大統領は、韓日関係の発展には相互の信頼と尊重が何より重要だと強調、安倍首相の就任を機に、関係強化と地域協力が進展することを期待すると述べた。