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2006/07/07

<週間ダイジェスト>6月29日~7月5日

5日■潘基文長官の中米訪問延期

 外交通商部の秋圭昊報道官は、5日から10日までの日程で予定されていた潘基文長官の中南米訪問を延期したと発表した。理由は、「さまざまな外交懸念に対処するため」としている。

4日■宋旻淳室長が訪米 

 青瓦台(大統領府)の宋旻淳・統一外交安保政策室長が、北朝鮮の核問題やミサイル問題などを話し合うため米国に向け出発した。宋室長は3日間滞在し、ホワイトハウスのハドレー大統領補佐官(国家安全保障担当)らと会談し、北朝鮮情勢や韓米同盟など両国の関心事について意見を交換する。

3日■ソウル市長ら就任 

 先の統一地方選挙で当選した全国の自治体の首長が一斉に就任した。ソウルでは、世宗文化会館で新市長の就任式が行われ、ソウルでは呉世勲氏が第33代ソウル市長に就任した。釜山市でも就任式が行われ、第6代釜山市長に就任した許南植氏が「釜山を国際自由都市として発展させたい」と述べた。

2日■ハンナラ党代表選に4議員が立候補 

 ハンナラ党の李在五・前院内代表が、党本部で代表への立候補登録を行い、「強いリーダーシップで改革を成し遂げ、2007年の大統領選挙で勝利し、政権交代を実現する」と抱負を語った。田麗玉議員、権寧世議員と鄭亨根議員も出馬登録を終え、代表就任に意欲を示した。

1日■済州で特別自治道発足式 

 済州特別自治道が7月1日付で発足、済州国際コンベンションセンターで記念式が行われた。盧武鉉大統領は、祝賀のビデオメッセージを寄せ、「高度の自治権を活用し、観光、教育、医療、環境などの分野で成果を上げ、世界の人々に愛される平和と繁栄の島をつくってほしい」と呼びかけた。

30日■盧大統領、ドミニカ大統領と会談 

 盧武鉉大統領は、韓国を訪れたドミニカ共和国のフェルナンデス大統領と首脳会談を行い、IT(情報技術)分野で協力を拡大していくことなどに合意した。特にフェルナンデス大統領は、電力分野での韓国の積極的な支援を要請、これに対し盧大統領は、発電所の建設や送電設備の整備に協力していくことを約束した。

29日■五輪統一チームに向け南北協議 

 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長のな仲介で、北京五輪での統一チーム構成問題を話し合う南北体育会談が開城で開かれた。昨年12月にも会談が行われたが、選手の選抜方法やトレーニングで意見が分かれ、統一チームの構成は白紙撤回状態になっていた。