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2006/05/26

<週間ダイジェスト>5月18日~5月24日

24日■次回アジア協力対話、韓国で開催 

 カタールのドーハで開催中の第5回アジア協力対話(ACD)外相会合は、次回の開催国を韓国とすることを決定した。外交通商部によると、開催時期は5~6月になるもようで、開催都市は今後詰める。同会合はまた、次期国連事務総長にアジア出身者を押すことに合意した。

23日■韓日外相がドーハで会談 

 第5回アジア協力対話(ACD)に出席するためカタールを訪れた潘基文・外交通商部長官は、ドーハで麻生太郎外相と会談し、冷え込んだ韓日関係の打開策について意見を交わした。潘長官は、「日本の指導者の靖国神社参拝と歴史教科書わい曲、独島に対する不当な領有権主張が両国の関係悪化をもたらした」と指摘し、改善を求めた。

22日■北朝鮮、平和協定を優先 

 北朝鮮の韓成烈・国連次席大使が会見し、「戦争が終わっていない段階で相手に一方的に武装解除を要求するのは理屈に合わない」と指摘し、韓国戦争の休戦協定に代わる平和協定を米国が締結しなければ核を放棄しないとの立場を改めて示した。また、6カ国協議に関し、「米の金融制裁解除が最低条件」と強調した。

21日■脱北者、タイで拘束 

 AP通信は、タイ北部のパヤオ県で北朝鮮から脱出してきたとみられる脱北者3人が現地の警察に拘束されたと報じた。3人は中国、ラオス、ミャンマーを経てタイに密入国しようとして逮捕された。

20日■朴槿惠・ハンナラ党代表、暴漢に襲われ負傷 

 野党ハンナラ党の朴槿惠代表が遊説中に刃物を持った男に襲われ負傷した。朴代表はソウル市長選に出馬した呉世勲議員の応援演説でソウル・新村の現代百貨店前を訪れたところ、刃物を持った男に襲われ、顔に長さ10㌢ほどの傷を負い病院に入院した。

19日■韓比国防省が会談 

 尹光雄・国防部長官は、韓国を訪れたフィリピンのクルツ国防長官と会談し、地域安保や両国の軍事協力などについて意見を交換した。クルツ長官は、海軍部隊、板門店などを視察した。

18日■光州事件26周年で記念式 

 光州市の国立墓地で光州民主化闘争26周年記念式が行われ、政府関係者や遺族代表が出席した。盧武鉉大統領は、「光州事件は二度と繰り返してはならない不幸な歴史だ」と述べ、地域主義と集団利己主義を克服しなければならないと強調した