26日■対日特別作業班が発足
潘基文・外交通商部長官は、盧武鉉大統領の特別談話を受け、日本駐在の経験がある柳光錫・前シンガポール大使をチーム長とする特別作業班を発足させると明らかにした。作業班のメンバーは、駐日大使館に勤務したことのある「日本通」の外交官で構成、今後の独島(日本名・竹島)問題の対策に当たる。
25日■韓和甲・民主党代表に独が勲章
ドイツ政府は、98年から6年間にわたり韓独議員親善協会の会長を歴任し、両国国会議員の交流に力を尽くした韓和甲・民主党代表に「勲一等功労十字章」を授与した。韓代表は、ドイツ留学の経験があり、2002年に発足した「韓独フォーラム」の創設にもかかわり、両国の関係強化に貢献した。
24日■南北閣僚級会談が閉幕
平壌で行われていた第18回南北閣僚級会談が8項目の共同報道文を発表し、4日間の日程を終えた。懸案となっていた拉致被害者問題については、実質的解決に向け南北が協力していくことで合意した。
23日■ウリ党指導部、開城工団を訪問へ
与党ウリ党の禹相虎・報道官は、鄭東泳議長ら最高委員らで構成された視察団が、北朝鮮の開城工業団地を訪問すると明らかにした。ウリ党指導部は、先月末の訪朝を計画していたが、北朝鮮側の事情で延期されていた。視察団は28日に訪朝する予定。
22日■独島の海洋調査問題が妥結
日本の独島(日本名・竹島)周辺での海洋調査をめぐって紛糾していた問題が、韓日外務次官会談でようやく決着した。柳明桓・外交通商第1次官と谷内正太郎・外務次官がソウルで会談、日本が海洋調査を中止し、韓国が独島周辺の海洋地形の韓国名表記を6月の国際会議で提案しないことで合意した。
21日■米ワシントンで「北朝鮮週間」
北朝鮮関連団体が主催する「北朝鮮自由週間」がワシントンで開幕、脱北者や拉致問題を取り上げ、北朝鮮に人権改善を要求した。レフコウィッツ北朝鮮人権特使、ボルトン国連大使らが演説した。
20日■リトアニアとの関係強化
潘基文・外交通商部長官は、韓国を訪れたリトアニアのバリョニス外相と会談し、両国の関係を強化していくことに合意、二重課税防止協約と両政府間の協議体設立に関する覚書(MOU)を締結した。両外相は、高官クラスの人事交流や相手国での文化交流イベントの開催についても協議した。