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2006/04/21

<週間ダイジェスト>4月13日~4月19日

19日■学生革命46周年で追悼式
 李承晩政権が倒れるきっかけとなった「4・19学生革命」から46周年を迎え、各地で追悼行事が行われた。ソウルの国立4・19墓地では、犠牲者の遺族や関係者が墓参りをし、故人を偲んだ。

18日■金英男氏の母親が国会で証言 
 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫とされる金英男氏の母親、崔桂月さんが、国会の聴聞会に出席し、「死ぬ前に息子に会えるよう国は協力してほしい」と訴えた。また、北朝鮮に金英男氏の帰還を強く求めるよう要請した。

17日■韓中国防相が会談 
 尹光雄・国防部長官は、韓国を訪れた曹剛川・中国国防相と会談し、黄海で起きる不測の事態に備えた両国の海空軍部隊間のホットライン設置、両国海軍間の海難救助訓練などの実施案について意見を交換した。

16日■金正日総書記の秘密口座も調査へ
 米ワシントン・タイムズは、ヒル国務次官補が、北朝鮮への金融制裁の一環として、金正日総書記のものとみられるスイスの銀行口座を調査する可能性があると報じた。同紙によると、金総書記はスイスの銀行に40億㌦規模の秘密預金があるという。

15日■平壌で金日成主席生誕94周年大会 
 朝鮮中央通信によると、故金日成主席の誕生日にちなんで、平壌で「主席生誕94周年中央報告大会」が開かれた。金永南・最高人民会議常任委員長が出席し、「米国は経済封鎖などのあらゆる手段でわが国を消滅させようとしている」と非難した。

14日■独島周辺調査で日本に抗議
 日本の海上保安庁が独島(竹島)周辺の水路調査を計画している問題で、外交通商部の柳明桓・第1次官は、大島正太郎・駐韓日本大使を呼び、強く抗議するとともに、計画の撤回を求めた。柳第1次官は、「韓国政府の許可なく韓国側EEZ(排他的経済水域)内で探査を行うのは無断進入であり、日本が計画を強行するなら可能なすべての手段を使い阻止する」と警告した。

13日■ヒル米国務次官補が訪韓
 6カ国協議の米国首席代表を務めるヒル米国務次官補が訪韓、外交通商部の柳明桓・第1次官と北朝鮮の6カ国協議復帰問題に関し意見を交換した。また、ヒル次官補は、金鉉宗・通商交渉本部長と会い、韓米自由貿易協定(FTA)交渉について話し合った。