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2006/02/10

<週間ダイジェスト>2月2日~2月8日

8日■盧大統領、モンゴル国会議長と会談 

 盧武鉉大統領は、韓国を訪れたモンゴルのニャムドルジ国会議長と青瓦台(大統領府)で会談し、両国の友好関係拡大について意見を交換した。ニャムドルジ議長は、エンフバヤル大統領の親書を手渡し、「人的交流の促進を期待する」と述べた。

7日■カラム・インド大統領が訪韓 

 盧武鉉大統領は、国賓として韓国を訪問したインドのカラム大統領と青瓦台(大統領府)で会談し、両国の経済交流をさらに発展させていくことで合意した。会談で両首脳は、韓国とインドの包括的経済パートナーシップ(CEPA)の交渉開始に合意した。

6日■潘基文長官が仏で公演 

 潘基文・外交通商部長官は、パリ政治大学で「東北アジアの平和と韓国の役割」をテーマに講演し、「韓国は、民主化と経済発展の過程で、国連から絶大な支援を受けた。この経験を生かし、韓国は国連改革に主導的役割を果たしたい」と述べた。仏AFP通信は、潘長官を「次期国連事務総長の有力候補」と紹介した。

5日■南北交流基金を98%増額 

 統一部は、南北協力基金の今年度運用規模を前年比98%増の2兆4791億ウォンに拡充すると発表した。このうち、前年比74%増の1兆2289億ウォンをコメ、肥料の支援や開城工業団地の開発、金剛山観光などの事業支援に充てる。

4日■朝日対話が3年ぶり再開 

 北朝鮮と日本の政府間対話が3年4カ月ぶりに北京でスタートした。個別協議に先立って開かれた全体会合で原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使は、「拉致問題が解決されないと国交正常化は難しい」と強調、生存者の帰国、真相究明、拉致容疑者の身柄引き渡しを要求した。

3日■南北軍事当局者が接触 

 国防部の文聖黙・陸軍大佐と北朝鮮人民武力省の朴ギヨン少佐が板門店の統一閣で接触し、第3回将官級軍事会談を今月末か来月初めに2日間の日程で統一閣で開催することに合意した。会談では京義線と東海線の鉄道・道路の通行の軍事的安全確保などについて協議する。

2日■鄭東泳・前統一部長官がトップ 

 ウリ党の新たな議長(党首)を選出する18日の全党大会を前に予備選挙が行われ、鄭東泳・常任顧問(前統一部長官)、金槿泰・常任顧問(前保健福祉部長官)ら8人が決選投票に駒を進めた。予備選挙で鄭東泳氏は406票を獲得してトップに立った。