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2006/01/13

<週間ダイジェスト>1月5日~1月11日

11日■鄭東泳・前統一部長官が出馬表明 

 来月18日のウリ党全党大会を控え、鄭東泳・前統一部長官が次期大統領選挙への出馬を宣言した。鄭氏は、ウリ党支持層の中で特に40代の支持者が多いことから、「経済に力を注ぎ、40代に高く評価されるよう努力したい」と抱負を述べた。

10日■金総書記が訪中 

 聯合ニュースは、金正日総書記が乗っているとみられる北朝鮮の特別列車が中国に入ったともようだと報じた。中国の消息筋も金総書記の訪中を確認した。金総書記の訪中は04年4月以来だが、目的は不明。

9日■6カ国協議の再開困難に 

 北朝鮮の外務省報道官は、米の金融制裁に関してコメントを発表、「米国が6カ国協議の再開を望むなら、金融制裁を撤回すべきだ」と批判した。米は、金融制裁と6カ国協議は別次元の問題だとして、北朝鮮に無条件の協議再開を呼びかけていた。

8日■KEDO作業員が完全撤収 

 韓半島エネルギー開発機構(KEDO)の事業中止に伴って、北朝鮮の咸鏡南道・琴湖で軽水炉の建設に従事していた作業員のうち残務整理のため現地に残っていた韓国人と米国人57人が全員撤収した。

7日■ソウル市長の有力候補に康錦実氏 

 世論調査機関ザ・オピニオンがソウル市民1002人を対象に調査したソウル市長選挙(5月31日)の有力候補で、ウリ党の康錦実・元法相(41・7%)がトップに立った。

6日■ウリ党議長に柳在乾議員 

 与党ウリ党は、ソウル市内の党本部で非常執行委員会と市道党委員長団の合同会議を開き、産業資源部長官に内定した丁世均議長の後任に柳在乾議員(68)を選出した。

5日■ES細胞事件で責任追求 

 盧武鉉大統領は、ソウル駅三洞の科学技術会館で開かれた科学者の新年会に出席し、黄禹錫・ソウル大学教授の胚性幹細胞(ES細胞)論文がねつ造だった事件と関連し、「徹底して責任を問う」と述べた。しかし、「生命工学分野で研究に携わる人々の士気の低下しないよう政府はできる限りの支援をする」と強調した。