22日■北の水害に105億ウォン支援
韓国政府は、北朝鮮の水害に対して南北協力基金から105億ウォンを緊急支援することを決めた。大韓赤十字社を通じて75億ウォン、民間団体を通じ30億ウォン相当の食糧や生活必需品を援助する。これに伴い、23日から陸路を通じて北朝鮮向け飲料水、即席めん、毛布、救急医療セットなどの輸送を開始した。
21日■脱北者5人が駆け込み
AP通信などによると、北朝鮮から脱出してきた脱北者5人が、ベトナム・ハノイのインドネシア大使館に駆け込み、韓国への亡命を求めた。5人は男性1人、女性4人で、現在、同大使館が脱北の経緯について事情聴取を行っている。
20日■ウリ党と民主新党が統合
ウリ党とウリ党離党組が中心となって結成した大統合民主新党が合同会議を開き、統合文書に署名した。これによって2003年11月に新千年民主党から分離して発足したウリ党は、結党から3年9カ月で姿を消すことになった。
19日■柳時敏・前長官が出馬表明
柳時敏・前保健福祉部長官が大統領選挙への出馬を正式に宣言した。柳前長官は、支持団体の集会で、「国の発展と国民の幸せのために出馬を決意した」と述べ、世界的な先進通商国、国が国民の能力を育てる社会投資国、国際社会の尊敬を受ける平和先導国――の3つのビジョンを提示した。
18日■南北頂上会談、10月に延期
青瓦台(大統領府)の千皓宣報道官は、北朝鮮が豪雨による水害の復旧作業を理由に8月28―30日に予定されていた南北頂上会談の延期を電話で要請してきたと明らかにし、韓国側はこれを受け入れ、10月2―4日に繰り延べしたと発表した。
17日■アフガンの拉致女性2人が帰国
アフガニスタンで武装勢力タリバンに拉致され、13日に解放されたキム・ギョンシャさんとキム・ジナさんの2人が仁川空港に到着した。2人は、「国民に心配をかけて申し訳ない。人質全員の早期解放を願っている」と述べた。
16日■「非核化」作業部会スタート
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の「非核化」作業部会が、中国・瀋陽で開幕した。「初期段階」に続く「次の段階」を協議するのが目的で、北朝鮮は、無能力化の対象として寧辺の実験用黒鉛減速炉(5000㌔㍗)と放射化学研究所(再処理施設)の2施設を挙げた。