1日■離散家族がテレビで面会へ
統一部は、第6回南北離散家族のテレビ面会に向け、北朝鮮側と参加40家族のリストを交換したと発表した。テレビ面会は13日から2日間、韓国9都市の13会場と平壌の10会場で、1日4回ずつ行われる。
31日■米下院が慰安婦決議案採択
米下院は、本会議で従軍慰安婦決議を採択した。決議は、「旧日本軍が若い女性に性的な奴隷状態を強制した歴史的な責任」を日本政府が公式に認め、首相が謝罪声明を出すことを求めている。慰安婦決議案は2001年から4回提出され、いずれも廃案になっていた。
30日■アフガンで第2の犠牲者
AFPとロイター通信は、イスラム武装勢力タリバンが、人質の韓国人男性1人を殺害したと報じた。タリバンの報道官は、ロイター通信に対し、「アフガン政府がわれわれの要求に応じず、仲間を釈放しなかったため殺害した」と述べた。殺されたのはシム・ソンミンさん(28)とみられている。
29日■タイの海軍司令官が訪韓
韓国海軍の招きでタイのサティラパン・ケヤノン海軍司令官が韓国を訪れた。同司令官は、宋永武・海軍参謀総長と会談し、艦艇の相互派遣など両国の海軍の交流促進に合意した。また、海軍士官学校や海軍作戦司令部、国立中央博物館、戦争記念館などを訪問した。
28日■査察団第2陣が北朝鮮入り
北朝鮮核施設の稼働停止と封印を検証する国際原子力機関(IAEA)の査察団第2陣が平壌入りし、7月14日に訪朝し、寧辺の核施設の閉鎖と監視を続けていた第1陣査と交代した。IAEAは、寧辺にある5000㌔㍗の原子炉を含む5つの核施設のすべてが停止した事実を確認したと明らかにした。
27日■大統領特使がアフガン入り
タリバンによる韓国人拉致事件の解決に向け、盧武鉉大統領の特使として青瓦台(大統領府)の白鍾天・統一外交安保政策室長がカブール入りした。白特使は、カルザイ大統領らと会い、22人の人質の安全と解放にアフガン政府の協力を求めた。
26日■タリバンが人質1人殺害
青瓦台(大統領府)の白鍾天・統一外交安保政策室長は、韓国人23人がアフガニスタンで武装勢力タリバンに拉致された事件で、「国民1人が犠牲になり悲痛な思いを禁じ得ない」と発表、1人が殺害された事実を公式に認めた。犠牲になったのは、グループリーダーのペ炯奎牧師(42)。