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2007/07/27

<週間ダイジェスト>7月19日~7月25日

25日■板門店で南北将官級軍事会談 

 第6回南北将官級軍事会談が板門店の韓国側区域「平和の家」で開かれた。韓国側から、国防部の鄭承兆・政策企画官、北朝鮮側から金英徹・首席代表らが出席。第5回会談で合意した▽黄海での共同漁労▽北朝鮮の民間船舶の韓国入港▽京義線・東海線の運行▽臨津江の水害防止▽南北間の経済協力に向けた軍事的保障――の履行をめぐり協議した。

24日■盧大統領、インドネシア大統領と会談 

 盧武鉉大統領は、韓国を訪れているインドネシアのユドヨノ大統領と青瓦台(大統領府)で会談し、両国の包括的経済協力を促進していくことで一致した。また、北朝鮮の核問題と北東アジア情勢などについても意見を交換した。

23日■ウリ党の鄭東采議員ら離党 

 ウリ党の鄭東采、宋永吉議員らが会合を開き離党を表明、「第3の統合新党」に合流すると明らかにした。離党議員は、親盧武鉉議員を含む15人にのぼる。中道統合民主党の統合推進派議員4人も離党し、統合新党に参加する。

22日■アフガンから年内撤退へ 

 国会国防委員会の金星坤委員長は、アフガニスタンの反政府組織タリバンが韓国人を拉致し、韓国軍の撤退を求めている問題で、国会はすでにアフガンに駐留する韓国軍を年内に撤退させることで同意していると明らかにした。さらに、「来月から撤退準備を進めるべきだ」と述べた。

21日■北朝鮮、軽水炉の提供要求 

 4カ月ぶりに北京の釣魚台迎賓館で再開された6カ国協議が、北朝鮮の核施設の無能力化など次の段階の履行措置の実践に向け、作業部会を来月開催することなどを盛り込んだ議長声明を採択して終了した。帰国に際し金桂官・外務次官は、「北朝鮮・寧辺の核施設を解体しようとするなら軽水炉の提供が必要だ」と強調した。

20日■アフガンで韓国人拉致 

 ロイター通信など複数の通信社が、アフガニスタンで韓国人23人が乗ったバスをタリバンの武装勢力がハイジャックしたと報じた。外交通商部によると、拉致された韓国人は、京畿道盆唐のキリスト教系一派、セムムル教会関係者で、医療ボランティアとして活動していた。

19日■ハンナラ党が大統領候補の聴聞会 

 ハンナラ党は、大統領候補を選ぶ党内選挙の立候補者に対する聴聞会を開き、李明博・前ソウル市長、朴槿恵・前代表に関する疑惑の集中検証を行った。朴前代表は、育英財団の資金着服疑惑などを強く否定。借名財産などの疑惑が取り沙汰されている李前市長も、全面的に否定した。