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2007/07/20

<週間ダイジェスト>7月12日~7月18日

18日■北京で6カ国協議再開

 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が北京の釣魚台迎賓館でスタートした。北朝鮮が寧辺の核施設の稼働を停止したことを受け、核施設の無能力化や核計画の完全申告など「次の段階」の措置に関する本格的な議論を行うとみられている。

17日■汎与党統合新党が旗揚げへ 

 ウリ党離党グループと中道統合民主党派、孫鶴圭・前京畿道知事の先進平和連帯、市民勢力の未来創造連帯が、8月5日に汎与党統合新党を旗揚げすることで合意した。新党には議員60人が参加し、ハンナラ党に次ぐ第2の勢力になるもよう。

16日■北朝鮮核施設の稼働停止確認

 タイを訪問中のエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)事務局長は、バンコクで会見し、北朝鮮入りしたIAEA要員が寧辺にある核施設1カ所の稼働停止を確認したと明らかにした。さらにエルバラダイ事務局長は、残り4施設についても順次停止されるとの見通しを示した。

15日■中国からの水産物輸入停止 

 海洋水産部は、中国から輸入されている養殖のエビやナマズなど魚介類から人体に有害なエンロフロキサシンやシプロフロキサシンが発見されたと発表した。これに伴い政府は、該当する中国の養殖場からの輸入を停止した。これ以外にも政府は、中国の数十カ所の養殖場からの輸入を禁止している。

14日■IAEA要因が北朝鮮入り 

 北朝鮮の核施設の閉鎖と封印を監視・検証するため、国際原子力機関(IAEA)の要員9人が北京経由で平壌に到着した。トルバ団長は、「任務が完了するまで、われわれは北朝鮮を離れない」と述べた。

13日■海軍が済州基地を建設 

 韓国海軍は、済州道への基地建設を本格的に進めると発表した。すでに海軍は、基地の建設予定地である江汀村に住民支援センターと広報館を着工し、住民との対話に乗り出した。しかし、基地建設に住民が反対していることから、紛糾も予想される。

12日■北朝鮮向け重油輸送開始 

 北朝鮮の核施設の稼働停止など初期措置の履行の見返りとして提供する重油5万㌧のうち、第1陣の6200㌧を積んだ輸送船が蔚山港を出航した。重油支援業者には、SKエナジーが選定された。