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2007/07/13

<週間ダイジェスト>7月5日~7月11日

11日■脱北者がベトナムで亡命申請

 ベトナムのデンマーク大使館によると、北朝鮮から脱出してきた4人が同大使館に駆け込み、韓国への亡命を要請した。脱北者は男性1人、女性3人で、家族とみられている。現在、現地の韓国大使館職員がデンマーク大使館と接触し、今後の対応を協議しているという。

10日■千正培議員も出馬宣言 

 今年1月にウリ党を離島した千正培議員が、大統領選挙への出馬を正式に表明した。千議員は、「人間中心の成長」「二極化の解消」「公正な社会」「平和国家の実現」の4大政策目標を掲げ、「大胆な変化で民生強国コリアを築く改革エンジンになる」と抱負を述べた。

9日■IAEA、北朝鮮への監視員派遣決定 

 国際原子力機関(IAEA)は、緊急理事会を開き、北朝鮮の寧辺にある5カ所の核施設の停止・封印を監視・検証するため、査察官を派遣することを決議した。IAEAは94年の米朝枠組み合意に基づいて査察官を北朝鮮に駐留させていたが、2002年末に国外退去させられた。

8日■金日成主席13回忌で追悼 

 金日成主席の13回忌を迎え、労働党幹部、政府関係者、朝鮮人民軍幹部らが遺体の安置されている錦繍山記念宮殿を参拝し追悼した。金正日総書記が参拝したかどうかは不明で、朝鮮中央通信、朝鮮中央テレビなどの言及はなかった。

7日■盧大統領、プーチン大統領に祝福の電話 

 盧武鉉大統領は、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、ソチが平昌を破り2014年の冬季五輪の開催地に決定したことを祝福した。また、盧大統領は、韓国とロシアの経済協力拡大に期待を表明し、ソチの競技場建設など五輪関連のインフラ整備事業に韓国企業が参加できるよう支援を要請した。

6日■資源協力で南北実務協議 

 韓国と北朝鮮は、開城で軽工業および地下資源協力事業に関する2回目の実務協議を行った。韓国側がポリエステル短繊維、せっけんの原料など8000万㌦相当を北朝鮮に有償で供与し、その見返りとして北朝鮮側は地下資源の開発権を提供する。

5日■李仁済議員、3度目の挑戦 

 中道統合民主党の李仁済議員が、汝矣島の党本部で大統領選挙への出馬を宣言した。李議員は97年の第15代大統領選挙に国民新党から出馬して落選、2002年には新千年民主党の公認候補選出で盧武鉉候補に敗れており、今回が3度目の挑戦となる。