4日■レバノンに韓国軍派遣
国防部は、平和維持軍「東明部隊」の先遣隊60人をレバノンに派遣した。国連安保理決議に基づいて創設された国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に参加し、イスラエルとヒズボラとの衝突防止に当たる。
3日■鄭東泳・元統一部長官が出馬宣言
鄭東泳・元統一部長官(元ウリ党議長)が、大統領選挙への出馬を宣言した。鄭元長官は、公約として中産層、中小企業、中庸の政治を標榜する「3中主義」を掲げた。また、「国民の上に君臨するのではなく、国民の声を聞き、かゆいところに手が届き、国民をひとつにまとめる謙虚で品格ある大統領が必要だ」と強調した。
2日■ハンファ会長に実刑判決
ソウル中央地裁は、息子のケンカ相手に部下や暴力団を使って報復し、逮捕、起訴されたハンファグループの金升淵会長に対し、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。裁判長は、「被告人は大企業オーナーの地位を利用して私的な暴行を加え、捜査段階で犯行を一切否認し、逮捕後も凶器の使用を否認するなど、反省がみられず、相応の刑は免れない」と述べた。
1日■韓米首脳が電話会談
青瓦台(大統領府)の千皓宣報道官は、盧武鉉大統領とブッシュ米大統領が電話で会談し、韓米自由貿易協定(FTA)と北朝鮮の核問題などについて意見を交換したと発表した。両首脳は、FTAの調印を歓迎し、両国の議会で速やかに批准されるよう努力していくことを確認した。
30日■盧大統領、グアテマラを訪問
盧武鉉大統領が、グアテマラ訪問に向け権良淑夫人とともに特別機で出発した。韓国大統領がグアテマラを訪問するのは、1996年の金泳三大統領以来11年ぶり。盧大統領は、当地で開かれた2014年冬季オリンピックの開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席し、江原道・平昌への誘致を図った。
29日■重油供給で南北が接触
統一部によると、北朝鮮への重油5万㌧の供給を話し合うため、開城の南北経済協力協議事務所で南北が接触、2週間以内に船済みを開始することで合意した。韓国側から外交通商部の韓チュンヒ・北核外交企画団副団長ら4人が出席した。
28日■金属労組がスト突入
全国金属労働組合が韓米自由貿易協定(FTA)締結阻止を掲げ、ストライキに突入した。組合員14万3000人のうち4万5000人が参加し、現代自動車と起亜自動車の支部も時限ストを実施した。これによって現代・起亜は、生産に支障をきたし、694億ウォンの被害が発生した。