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2007/06/08

<週間ダイジェスト>5月31日~6月6日

6日■ソウル国立墓地で顕忠節記念式典 

 戦没者らを追悼する第52回顕忠節記念式典がソウルの顕忠院(国立墓地)で行われ、政府関係者と遺族代表らが参加した。盧大統領は、「今日われわれが享受する自由と平和、繁栄は、殉国烈士や護国英霊、民主化烈士が流した血と汗の結晶だ」と称えた。

5日■ハンナラ党が盧大統領を告発 

 ハンナラ党は、盧武鉉大統領が政権評価フォーラム で、「指導者が独裁者の娘では困る」などと次期大統領候補の朴槿恵・前代表を中傷する発言をしたことに対し、盧大統領を公職選挙法違反で中央選挙管理委員会に告発した。

4日■「中道統合民主党」が発足 

 民主党(朴相千代表)と中道改革統合新党(金ハンギル代表)が統合し、新党「中道統合民主党」を旗揚げした。両党の代表が新党の代表を務め、それぞれ最高委員6人ずつ、中央委員9人ずつを選出し、新党の運営に当たる。

3日■北の人民武力次官に朴在京大将 

 北朝鮮の人民武力次官に朴在京大将が就任したことが朝鮮中央通信の報道でわかった。金イルチョル・人民武力相が、訪朝したアンゴラの軍事代表団と会談した際、同席した朴大将を人民武力次官と紹介した。朴大将は、金正日総書記の側近の一人で、朝鮮人民軍部隊の視察にほとんど同行している。

2日■青森に脱北者4人が漂着 

 日本海に面した青森県深浦町沖で、男女4人が乗った小型木造船が発見され保護された。4人は親子で、「生活が苦しくて北朝鮮から逃げてきた」と話しており、脱北者と確認された。韓国への亡命を希望しており、近く移送される見込みだ。

1日■南北閣僚級会談が決裂 

 5月29日からソウルで開かれていた南北閣僚級会談は、コメ支援問題で対立し、実質協議に入れないまま閉幕した。韓国側が核問題の進展なしにコメ支援はできないとの立場を示したのに対し、北朝鮮側はコメの即時提供を要求、他の議題に進めず決裂した。

31日■盧政権の支持率28・7%に下落 

 コリア・リサーチセンターが全国の有権者1000人を対象に実施した世論調査によると、盧武鉉大統領の支持率は前回の4月の調査より6・1ポイント下がり、28・7%となった。また、盧政権の国政運営について「良くない」と答えた人は、65・6%にのぼり、前回より9・8ポイント上昇した。