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2007/04/13

<週間ダイジェスト>4月5日~4月11日

11日■金剛山で南北赤十字会談 

 第8回南北赤十字会談が、北朝鮮の金剛山で開かれ、韓国戦争時に北朝鮮の捕虜になった韓国軍兵士や韓国人被害者問題などを話し合った。また韓国側は、離散家族の面会所が来年上半期に完成するのに合わせ、再会事業の拡大を提案した。

10日■マカオの北朝鮮口座凍結解除 

 マカオ特別行政区政府が、バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮口座(2500万㌦)の凍結を解除したと発表した。同政府のスポークスマンは、「口座主はいつでも資金を引き出すことができる」と述べた。これに関連してヒル米国務次官補は、北朝鮮の核施設停止など「初期段階措置の障害物が取り除かれた」との認識を示した。

9日■柳時敏・保健福祉部長官の辞表留保 

 青瓦台(大統領府)の文在寅秘書官が会見し、盧武鉉大統領が、保健福祉部の柳時敏長官が提出した辞表の受け取りを留保したと発表した。国民年金法改正、韓米FTA(自由貿易協定)関連の補完策、医療法改正などの懸案が処理されるまで、柳長官を慰留する。

8日■米代表団が北朝鮮訪問 

 AP通信によると、米ニューメキシコ州のリチャードソン知事(民主党)が率いる米代表団が北朝鮮を訪問した。今回の訪問は、韓国戦争で戦死した米兵の遺骨返還交渉が目的だが、6カ国協議の次席代表も同行している。

7日■鳥インフルエンザで韓日中が連携 

 保健福祉部の柳時敏長官、日本の柳沢伯夫厚生労働相、中国の高強・衛生相がソウルで初の韓日中保健担当相会合を開き、鳥インフルエンザ対策で緊密に連携していくことを決めた。3カ国は共同基金を創設することでも合意し、覚書に署名した。

6日■北朝鮮とミャンマーが国交回復か 

 ミャンマー政府筋は、北朝鮮の金永日・外務次官が今月25日、同国を訪問すると明らかにした。1983年のラングーン事件で国交を断絶して以来、北朝鮮の高官が同国を訪問するのは初めて。金次官の訪問は、国交回復の打診が目的とみられる。

5日■空軍参謀総長に金銀基中将 

 盧武鉉大統領は、青瓦台(大統領府)で開かれた人事委員会の決定を受け、空軍参謀総長に金銀基・合同参謀本部情報本部長(中将)を内定した。金中将は、10日の閣議で了承を経た後、大将に昇進して13日に正式就任する。