4日■金日成主席の生誕95周年で祝賀行事
金日成主席の生誕95周年(4月15日)を間近に控え、北朝鮮で本格的な祝賀行事が始まった。朝鮮中央通信によると、国家美術展覧会や全国体育祝典が開幕、マスゲームと芸術公演「アリラン」が1カ月間の予定で開かれる。
3日■民主党の新代表に朴相千氏
民主党は党大会を開き、朴相千・元議員を党代表に選出した。任期は2年間。代表は党員選挙で選出され、5118人が投票に参加、朴氏は42・3%の得票率で、張裳・前代表(37・7%)を退けた。朴新代表は2003年に民主党からウリ党が分離した際に代表を務めた経験がある。
2日■盧大統領、オーストリア大統領と会談
盧武鉉大統領は、国賓として韓国を訪問しているオーストリアのフィッシャー大統領と首脳会談を行い、両国間の経済・通商分野での協力拡大、韓半島情勢などについて意見を交換した。オーストリアの大統領が韓国を訪れたのは1963年の国交樹立以来初めて。
1日■ハンファ会長、ギリシャの名誉総領事に
江原道・平昌への冬季五輪誘致活動のためギリシャを訪れた金升淵・ハンファグループ会長が、同国のパプリアス大統領と会談し、ギリシャの名誉総領事に任命された。金会長は83年から1年間、同国の名誉総領事を務めた経験があり、今回が2度目の就任。
31日■済州で韓日外相会談
外交通商部の宋旻淳長官が、済州道で麻生太郎外相と韓日外相会談を行い、両国間の懸案と北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議などについて意見を交換した。宋長官は、「歴史認識問題のために未来志向の関係に困難が生じている」と述べ、慰安婦問題について遺憾を示した。
30日■科技部長官がロシア訪問
金雨植・科学技術部長官(副総理)がロシアを訪れ、ロシア連邦宇宙局のペルミノフ長官と会談、昨年10月に締結した韓ロ宇宙技術保護協定(TSA)の国会批准を求めた。また、フルニチェフ宇宙センターなどを訪問し、ロシアの宇宙技術を視察した。
29日■北が食糧支援拡大要請
世界食糧計画(WFP)平壌事務所のドマルジェリ代表は、自由アジア放送とのインタビューで、北朝鮮が食糧支援の拡大を求めてきたと明らかにした。同代表は、北の食糧難は90年代のような最悪の事態ではないが、憂慮すべき状況にあると述べた。