28日■宋外交通商部長官が米、ロシア訪問　

　外交通商部は、宋旻淳長官が１日から６日まで米国とロシアを訪問し、外相会談を行うと発表した。宋長官は、ライス米国務長官、ラブロフ・ロシア外相と会い、６カ国協議の合意事項履行に向けた具体的措置と韓半島の平和構築について意見を交換する。

27日■北朝鮮がマカオに実務団派遣　

　聯合ニュースによると、北朝鮮が朝鮮労働党39号室所属の職員と中国・珠海の朝光貿易社員ら４人の実務団をマカオに派遣した。これは、バンコ・デルタ・アジア（ＢＤＡ）の北朝鮮口座の凍結が近く解除されるのに備え、資金を回収するのがねらいとみられる。同口座には２４００万㌦あり、このうち１３００万㌦の凍結が解除される見込みだ。

26日■金桂冠・外務次官が訪米へ　

　６カ国協議の北朝鮮首席代表を務める金桂冠・外務次官が訪米すると米国務省が明らかにした。金次官は、サンフランシスコでＮＧＯ（非政府組織）関係者らと会談した後、ニューヨークでヒル国務次官補と朝米関係正常化に向けた作業部会の構成などについて協議する。

25日■韓日防衛相が会談　

　金章洙・国防部長官が日本を訪れ、防衛省で久間章生・防衛相と会談、北朝鮮問題について緊密に連携していく方針を確認した。韓日防衛首脳会談は約１年８カ月ぶり。金長官は、北朝鮮の核は深刻な脅威で、核廃棄を求めていく必要性を強調した。

24日■ＩＡＥＡ事務総長が訪朝へ

　国際原子力機関（ＩＡＥＡ）のエルバラダイ事務局長は、北朝鮮から招待状が届いたと明らかにし、核放棄に向け協議するため同国を訪問する意向を表明した。同事務局長は「韓半島の非核化に向けた第一歩」と述べ、北朝鮮のＩＡＥＡ復帰に期待感を示した。

23日■韓国軍の指揮権を返還　

　訪米中の金章洙・国防部長官がゲーツ米国防長官と会談し、韓半島有事の際の韓国軍の作戦統制権（指揮権）を２０１２年４月に在韓米軍から韓国軍に移管することで合意した。在韓米軍と韓国軍を統合する米韓連合司令部を12年４月17日に解体、在韓米軍の役割は「主導」から「支援」に転換する。

22日■盧大統領がウリ党離党表明　

　盧武鉉大統領が、青瓦台（大統領府）で行われた与党ウリ党指導部との夕食会で、同党を離党する考えを正式に表明した。盧大統領は「党内に大統領の離党を求める声があり、党内の対立を解消する必要がある」と述べた。