21日■沈次官補が訪米　

　外交通商部の沈允肇次官補が米国を訪問、バーンズ国務次官など米政府当局者と６カ国協議の合意文書履行案などについて協議する。沈次官補は、ルード国務次官補やクラウチ大統領次席補佐官（国家安全保障担当）らとも会談し、韓米同盟や北東アジア情勢について意見を交換する。

20日■豪が北朝鮮と関係修復へ　

　オーストラリアのハワード首相が、豪ＡＢＣ放送のインタビューで北朝鮮との外交関係修復に向け、数週間以内に代表団を送ると表明した。オーストラリアは、北朝鮮と国交を樹立しているが、昨年夏に北朝鮮がミサイルを発射したことを理由に政府高官の訪朝を取りやめ、核実験後は国連決議に基づき制裁措置をとっていた。

19日■タイで脱北者逮捕　

　タイ警察は、タイ東北部ウボンラチャタニで食料品店２階に隠れていた北朝鮮からの脱北者８人を出入国管理法違反容疑で逮捕したと発表した。食料品店経営者は脱北者から１人３０００バーツでバンコク行きを請け負っていた。逮捕された８人は24歳から50歳の男性１人、女性７人。

18日■スリナムと共同委再開　

　外交通商部が、スリナム共和国の首都パラマリボで第５回韓国・スリナム共同委員会を開催すると発表した。同共同委は15年ぶりで、スリナムの石油、ガス、鉱物など資源開発分野での協力について意見を交換する。

17日■盧大統領、欧州歴訪終え帰国　

　盧武鉉大統領が、スペイン、バチカン、イタリアの３カ国歴訪を追え、帰国した。盧大統領は、スペインと高官級対話を定例化することで合意し、イタリアとは、科学技術・ＩＴ（情報技術）協力協定を締結するなど、大きな成果を上げた。

16日■金総書記、65歳の誕生日　

　金正日総書記が65歳の誕生日を迎え、平壌の金日成広場などに晴れ着姿の市民が繰り出し祝った。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は、同日の社説で、「金正日同志は国と民族の運命であり、いかなる試練があっても金総書記を信じ、金総書記に従う先軍革命同志になるべきだ」と忠誠を呼びかけた。

15日■南北閣僚級会談、27日平壌で　

　韓国と北朝鮮の実務者が北朝鮮の開城で協議し、昨年７月以来途絶えている南北閣僚級会談を27日から３月２日まで平壌で開催することに合意した。閣僚級会談では、食糧・肥料の支援、南北離散家族再会事業の再開などについて協議する。