31日■ウリ党が院内代表に張永達議員　

　与党ウリ党が国会で議員総会を開き、院内代表選挙を実施した。張永達、李美卿の両議員の一騎打ちとなった選挙では、在籍議員１３５人のうち１１２人が投票に参加、張議員が78票を獲得し当選した。任期は１年。
　
30日■朝米金融協議がスタート　

　バンコ・デルタ・アジア（ＢＤＡ）の北朝鮮口座凍結問題を話し合う朝米金融会合が、北京で始まった。北朝鮮側から呉光鉄・国家財政金融委員会副委員長、米国側からグレーザー財務副次官補代理（テロ資金・金融犯罪担当）が出席、偽ドル札問題などについて話し合った。

29日■金栄柱・産業資源部長官が就任　

　辞任した丁世均・産業資源部の後任に内定していた金栄柱氏の就任式が果川政府庁舎で行われた。金長官は、今後の重点課題として、韓米ＦＴＡ（自由貿易協定）の締結、中小企業、知識基盤産業、地域経済の活性化、エネルギーの自主開発拡大を掲げている。

28日■前法務部長官がウリ党離党　

　与党ウリ党の旗揚げに参加するなど、党の重鎮だった千正培・前法務部長官が、同党を離党すると宣言した。ウリ党離党は、林鍾仁、李啓安、崔載千の各議員に次いで４人目。千前長官は、「新党を結成し、国民が人間らしく生きられる国をつくりたい」と抱負を述べた。

27日■北朝鮮、イランの核開発支援を否定　

　朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務報道官は、「一部の西側メディアが北朝鮮がイランの核開発に協力しているとのうわさを広めているが、これは北朝鮮のイメージを傷つけるための完全なねつ造だ」と非難した。また、「北朝鮮は責任ある核兵器保有国として行動する」と強調した。

26日■潘基文・国連事務総長が資産公開　

　潘基文・国連事務総長が、ウェブサイトで私有財産を公開した。資産はソウルのアパートなど約２５０万㌦。この資産は、潘事務総長が国連に申告した夫妻の合計資産で、税理士による外部監査を経て明らかにされた。

25日■韓中外相が北京で会談　

　宋旻淳・外交通商部長官が北京を訪れ、中国の李肇星外相と会談、近く再開される６カ国協議で、共同声明の履行を文書化することで一致した。また、両外相は、中国の東北３省で韓国のビザ発給需要が増えていることを受け、駐瀋陽韓国総領事館の職員数を増やすことに合意した。