26日■丁世均・民主党代表が訪日
民主党の丁世均代表が2日間の日程で日本を訪問した。丁代表は、早稲田大学小野記念講堂で「韓半島の明日」と題して講演し、「現政権が南北関係の行き詰まりを打開するためには、過去10年間の対北政策を継承しなければならない」と強調し、韓日両国の真の和解が北東アジアの繁栄と平和を実現する原動力になると主張した。
25日■昌原で世界女性人権大会
女性の人権向上と男女平等を通じた共生社会の構築をめざす「2008慶南世界女性人権大会」が慶尚南道の昌原コンベンションセンターで始まり、31カ国・地域から女性活動家ら2000人が結集した。開会式には辺道潤・女性部長官、申恵秀・国連女性差別撤廃委員会委員、金台鎬・慶尚南道知事らも参加した。同大会は「女性の人権と共生の共同体」をテーマに27日まで開かれ、「暴力と性搾取の根絶」「女性の経済活動活性化」などを議題に活発な討論会を行い、「慶南女性人権宣言」を発表する。
24日■開城観光を全面中断
北朝鮮が、開城への観光ツアーと南北連結鉄道の運行を12月1日から全面的に中止すると韓国政府に伝達してきた。さらに今月末までに開城工業団地に滞在する韓国側管理委員会の職員を半減させ、入居企業や出入り企業の常駐社員を大幅に削減する方針も明らかにした。これに対して統一部は、「このような措置を一方的に実行するのは南北間の合意に反する」として撤回を求めている。
23日■韓中に軍事ホットライン
国防部が、韓国と中国の海軍及び空軍作戦部隊間に軍事ホットラインをそれぞれ開設したと発表した。このホットラインは、ファクス機能を備えたダイヤル式の直通電話で、隣接する海域、空域での偶発的な衝突防止、災害発生時の協力などに使われる。海軍は平澤第2艦隊司令部と中国の青島北海艦隊司令部、空軍は大邱第2中央防空統制所(MCRC)と中国・済南軍区空軍指揮所を結んでいる。国防部はすでに97年と99年に日本の航空自衛隊及び海上自衛隊、2000年にロシア海軍とそれぞれ軍事ホットラインを開設している。
22日■韓米首脳がリマで会談
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するためペルーを訪問中の李明博大統領は、ブッシュ米大統領とリマ市内で会談し、北朝鮮の核問題や懸案となっている韓米FTA(自由貿易協定)の批准問題について協議した。両首脳は、核問題の平和的な解決に向け、6カ国協議で引き続き連携していくことを確認。また、FTAの早期批准をめざし努力していくことで一致した。
21日■国連が北に人権改善促す
国連総会第3委員会(人権担当)が、北朝鮮に人権改善を促す決議案を採択した。この決議案は、欧州連合(EU)や日本が主導し、51カ国が共同提案国となり、北朝鮮での組織的で深刻な人権侵害に対する懸念表明と即刻中止要求、国連の北朝鮮人権特別報告官の活動に対する協力、人道的機関の受け入れ許可、外国人拉致問題の解決などの内容が盛り込まれている。今回、韓国は初めて共同提案国に加わった。採決の結果は賛成95、反対24、棄権62だった。
20日■東京で電子自治体会議
行政安全部によると、東京で第1回韓日電子自治体政策交流会議が開かれた。今回の交流会議で行政安全部は、韓国の情報化政策とソウル市の情報保安対策などを紹介するとともに、日本の総務省と今後の地方自治に関する情報交換と協力の拡大について意見を交換し、両国の情報化協力に向けて了解覚書を交わした。