24日■韓総理が国連総会で演説
韓昇洙国務総理が米ニューヨークを訪れ、第63回国連総会で演説した。韓総理は、平和と安全、開発と貧困、環境、人権とグッド・ガバナンス(良い統治)、アフリカ問題などをテーマとする国連のミレニアム開発目標(MDGs)の履行、食糧危機、気候変動、北朝鮮核問題、南北関係について韓国政府の取り組みについて説明した。また、政府が推進している「低炭素・グリーン成長ビジョン」を紹介した。
23日■新駐韓米国大使が赴任
新たな駐韓米国大使に就任したキャサリン・スティーブンス氏が韓国入りした。新大使は仁川空港で会見し、「平和ボランティアとして33年前に初めて韓国を訪れたが、再び韓国に来ることになり、ほんとうに胸が一杯だ」と述べ、「韓国政府と国民の声に耳を傾け、みなの期待と希望に背かないようベストを尽くす」と意欲を示した。「知韓派」として知られる新大使は、会見を流暢な韓国語で行った。
22日■韓ロ間の経済協力協議
企画財政部によると、韓国とロシアの第9回経済科学技術共同委員会がソウルで開かれ、韓国側から企画財政部対外経済局長をはじめ教育科学技術部、知識経済部、国土海洋部、外交通商部の関係者20人、ロシア側から経済発展貿易省対外経済関係局長ら20人が出席した。同委員会では、極東シベリア開発事業への韓国企業の参入や油田開発など、エネルギー・資源協力について協議した。
21日■ソウル五輪20周年で祝祭
1988年のソウル五輪開催から20周年を迎え、ソウル市が五輪メーンスタジアムだったソウル蚕室総合運動場で祝賀フェスティバルを開催した。ソウル五輪と北京五輪のメダリストや市民が参加し、陸上、アーチェリー、フェンシング、ボクシング、ボートなど五輪競技13種目を一緒に楽しんだ。また、メダリストとの記念撮影会とサイン会、記念コンサートなども行われた。
20日■韓米代表がNYで核協議
外交通商部によると、北朝鮮が核の無能化作業を中断し、再び寧辺の核施設の稼動に向け動き出したことを受け、6カ国協議の韓国首席代表を務める金塾・韓半島平和交渉本部長と米国首席代表のヒル国務次官補がニューヨークで接触し、今後の対応策について話し合った。両代表は、他の6カ国協議参加国と連携して、来たの核施設の再稼動を阻止していくことを確認した。
19日■板門店で南北実務協議
韓国と北朝鮮は、6カ国協議の経済・エネルギー部会の実務協議を板門店で行い、北朝鮮の核施設無能力化に合わせ韓米中ロの4カ国が今年10月までに完了する重油95万㌧分の支援問題について議論した。韓国側が核無能力化措置をただちに再開するよう求めたのに対し、北朝鮮は米国がテロ支援国家指定の解除を留保していることに強く反発し、「行動体行動」の原則に基づく措置だと強調した。
18日■国会で追加補正予算処理
国会は本会議を開き、4兆5685億ウォンの追加補正予算案を成立させた。この補正予算は、国会の予算決算特別委員会を通過した4兆2677億ウォンに「民生予算」3008億ウォンを上乗せしたもの。「民生予算」は、大学生の学資支援(2500億ウォン、高齢者施設の暖房費支援(508億ウォン)に使われる。このほか国会は、交通・エネルギー・環境税法改正案、地方税法改正案などを処理した。