13日■韓米FTA批准案を審議
昨年9月に国会に提出された韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案の本格的な審議が5カ月経ってようやく始まる。国会の統一外交通商委員会は、外交通商部の宋旻淳長官と金宗勲・通商交渉本部長らが出席するなか全体会議を開き、韓米FTA批准同意案を上程した。当初11日に上程する予定だったが、民主労働党議員らによる会議室の占拠などで延期されていた。
12日■自由先進党と国民中心党が統合
李会昌・元ハンナラ党総裁が旗揚げした自由先進党と国民中心党が統合に合意し、先進党の党本部で関連書類に調印した。党名は自由先進党とし、国民中心党の沈大平代表を党代表に選出した。これによって国民中心党は、2006年1月の旗揚げから2年で姿を消すことになった。統合によって先進党は、国民中心党所属議員の4議席を含め8議席を国会で確保し、院内4番目の勢力となった。4月の総選挙では50議席以上の獲得をめざし、野党第1党に浮上する考えだ。
11日■日本の超党派議員が訪韓
李明博次期大統領は、自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓前副総裁、公明党の東順治副代表、民主党の仙谷由人・元政調会長ら、超党派議員訪韓団と会談し、「過去にしばられていては今日が不幸になる。未来に向け希望を持つとき、今日が幸せになる」と指摘し、アジアの未来のため、韓日両国が積極的に協力していくことが望ましいと述べた。
10日■藤沢市が保寧市に見舞金
忠清南道保寧市によると、姉妹提携している神奈川県藤沢市の関係者と湘南日韓親善協会の会員らが同市を訪れ、原油流出事故による被害復旧のため見舞金150万円を伝達した。訪問団は13日まで保寧市に滞在し、被害を受けた島や海水浴場などを視察した。両市は2002年11月に姉妹提携し、これまで青少年のホームステイ事業やサッカー交流などを行ってきた。
9日■北で南北事業の不正捜査
聯合ニュースによると、北朝鮮の労働党組織指導部などが南北協力事業に絡む不正事件で同党統一戦線部など対南事業担当機関に対する捜査を行っている。これは、組織指導部長を兼任する金正日総書記の指示で昨年9月から不正の追及が始まった。韓国からの支援物資を横流ししたり、南北経済協力事業の関係者が巨額の資金をだまし取った事実も浮上。民族経済協力委員会の鄭雲業委員長が昨年11月から拘束されているという。
8日■米議員補佐官らが訪朝へ
米政府系放送のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が、共和党のルーガー上院議員(前外交委員長)のルース補佐官ら一行が12日から北朝鮮を訪問すると報じた。VOAによると、訪朝するのはルース補佐官のほか、スタンフォード大学の核専門家ヘッカー教授、元国務省北朝鮮担当官のウィット氏の3人。一行は北朝鮮の当局者と会い、6カ国協議で合意された核計画の完全かつ正確な申告を促すもようだ。
7日■旧正月で3980万人が移動
建設交通部によると、旧正月連休の帰省ラッシュなどで全国で3980万人が移動し、車両1884万台が高速道路を利用した。昨年の旧正月に比べて移動人数は0・8%、高速道路利用車両は4・1%それぞれ減少した。これに伴い、交通事故は昨年の2957件から今年は1788件に大きく減少した。また、マイカー利用者が増え、公共交通機関の利用者は昨年より4・0%減った。