23日■開城工業団地は維持
統一部の玄仁沢長官は、国会の外交通商統一委員会への業務報告で、韓国企業が入居する北朝鮮・開城工業団地を維持していく姿勢を重ねて示した。団地の維持に対する政府の立場を尋ねる質問に、「北朝鮮が先制的に危害を加えない限り、開城工業団地を維持していく」と明らかにした。一方、玄長官は、南北経済協力事業を手がける業者に1000億ウォンほど追加支援が可能だと明らかにした。
22日■英王室グロスター公が訪韓
韓国戦争開戦60周年を迎えるに当たり、英国王室のグロスター公爵リチャード王子が22日から26日まで韓国を訪問。訪韓中、国会議員会館で開かれる「韓国・英国60年間の軍事協力」写真展示会開幕式に出席する。1975年から始まった英国軍参戦兵らの訪韓のようす、韓英両国兵の世界平和と安定に向けた活動状況を撮影した写真が展示され、来月1日からは戦争記念館、9月20日~10月10日はソウル歴史博物館でも展示会が行われる。
21日■南北関係の目標は北の変化
李明博大統領は、韓国戦争60周年を記念し、参戦国タイの「バンコク・ポスト」などに寄せた文章で、南北関係で韓国が目指すのは対決ではなく、間違った道を進む北朝鮮を変えることだと述べた。韓半島の安定と平和、韓民族の共栄と平和的な統一こそ、韓国の究極の目標だとし、韓半島はもはや国際社会の分裂と反目の震源地ではない、北東アジアと世界の平和を作る新たな礎になると表明した。
20日■外国人留学生7万人超す
教育科学技術部がまとめたところによると、韓国の大学に在籍する外国人は4月1日現在7万5850人で、前年(6万3952人)比18・6%増加した。2004年と比べ、昨年は4倍以上増加したことになる。出身地を見ると、92・4%に当たる7万133人がアジア出身だった。特に中国出身が5万3461人で全体の70・5%を占めた。大学の国際化努力が功を奏し、外国人留学生が増加を続けているが、その出身国の偏りがますますおおきくなっている。
19日■8割が「米国が好き」
米国の世論調査機関が22カ国を調査し、韓国人の対米好感度がここ数年にわたり持続的に上昇しており、特に今年は、10人に8人の割合で米国に好感を持っていることが分かった。同センターの調査における韓国人の対米好感度は、盧武鉉政権時代の03年に46%、07年には58%だったが、李明博大統領就任後の08年には70%に急上昇し、09年は78%、10年には79%と高い水準を維持している。
18日■白頭山に噴火の兆候
中国と北朝鮮の国境に位置する活火山の白頭山が、数年内に噴火する可能性があると指摘された。噴火すれば、欧州の航空路を麻痺させたアイスランド火山噴火よりも被害が大きいと予想され、気象庁が国家レベルの災害対策に乗り出した。気象庁が明らかにしたところによると、釜山大学地球科学教育科の尹成孝教授が、2014~15年に白頭山が噴火する可能性があると指摘し対策検討を促したという。
17日■コロンビアとFTA協議
資源外交特使として中南米を訪問している、李相得ハンナラ党議員は、コロンビアのウリベ大統領と両国間自由貿易協定(FTA)の早急妥結に向け努力することで合意したことを外交通商部が伝えた。また、先ごろ両国間交渉で妥結された投資保障協定、二重課税防止協定、対外経済協力基金(EDCF)借款協定などについて、早期に署名することを決めた。李議員はまた、鉱山・エネルギー省長官、国営石油会社社長と会合し、韓国企業のコロンビア進出を支援することについて合意した。