6日■政策協議代表団が米に向け出国
朴槿惠・次期大統領の政策について説明するための「政策協議代表団」が、米国に向けて出発した。同代表団は与党セヌリ党の李漢久・院内代表ら5人で構成され、米国では、ケリー国務長官などの政府高官と会談し、朴新政権の政策について説明する。また韓米同盟の強化などについても協議する予定だ。代表団がオバマ大統領と会談するかどうかは未定である。
5日■韓国・サウジが国防協力協定締結
サウジアラビアを訪問中の金寛鎮・国防部長官は、サルマン・ビン・アブドルアジズ国防相と会談して国防協力協定を締結した。国防部が明らかにした。国防協力協定(約定を含む)の締結は27カ国目で、中東国家ではイスラエル、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンに続き5カ国目となる。同部は「サウジアラビアと協定を締結したことで、韓国防衛産業の進出が活発化するだろう」と述べた。
4日■臨時国会で政府組織改編を論議
2月の臨時国会がスタートした。この臨時国会では、朴槿惠次期大統領の掲げる政府組織の改編が集中的に審議される。この間、新政権の発足を準備する大統領職引き継ぎ委員会が政府組織改編案を提示したのに続き、与党セヌリ党の院内代表は改編案を反映した政府組織法の改編案と関連法案をすでに国会に提出している。与野党は14日の国会本会議で、政府組織法改正案を処理することで合意している。臨時国会では、朴次期大統領が指名する首相および閣僚の人事聴聞会も開かれる予定だ。
3日■北核実験に備えた態勢整備を指示
李明博大統領は、青瓦台(大統領府)に設置された国会危機管理状況室を訪問し、今月中旬にも予定される北朝鮮の3度目の核実験に備えて政府機関別に状況を点検し、対応態勢を整えるよう指示した。李大統領は千英宇・大統領外交安保首席秘書官らから、北朝鮮の核実験の兆候や局地的な挑発の可能性、軍事動向、韓国側の対応態勢などについて詳細な報告を受けた。韓国政府は、北朝鮮が核実験に必要な技術的な準備を終え、残るは北の政治決断だけとみている。
2日■米下院委員長「日本は歴史認識を」
韓国を訪問中の米下院外交委員長を務めるエドワード・ロイス議員(共和党)は、日本政府が旧日本軍による従軍慰安婦の強制性を認めた『河野談話』の見直しを検討していることについて、「私も米下院で可決した慰安婦決議案(慰安婦に対する日本政府の謝罪を求める内容)の支持者の一人である。すべての国はありのままの歴史を認識することが重要だ」と強調した。さらに北が核実験を行った場合、「厳正な対応が必要」との認識を示した。
1日■李明博大統領が米議員団と会談
李明博大統領は、青瓦台(大統領府)で米下院外交委員長のエドワード・ロイス議員(共和党)を団長とする米下院議員団と会談した。李大統領は過去5年間の韓米同盟について、「共同の価値と信頼に基づいて同盟を強化し、北朝鮮の核開発問題での共同対処など最上の関係を構築した」と評価した。さらに、「韓米両国はグローバルパートナーとして国際協力を新たな次元に発展させた。今後も米下院の持続的な協力と支持を要請したい」と強調した。
31日■韓国・マラウイ首脳会談を開催
李明博大統領は、青瓦台(大統領府)でアフリカ南部マラウイのバンダ大統領と会談した。李大統領は、マラウイ初の女性大統領としてバンダ大統領が政治改革や経済発展などに尽力してきたことを評価した。一方、バンダ大統領は韓国の経済成長と民主主義の発展が開発途上国の模範となっていると強調し、医療・保健分野での韓国の支援に謝意を表明した。バンダ大統領は、江原道・平昌で開かれたグローバル開発サミットに出席するため来韓した。